松尾 憲幸
故郷、北海道佐呂間町のメールマガジン「ほぼ週刊さろま」への寄稿をまとめています。
自分なりのNotion上でのバレットジャーナル実現方法を紹介します。
怪談と言ってしまうとちょっと違う。実体験ってそんなもの。科学ではまだ判明されていない、私の実体験および知人から聞いた話のいくつかです。
私が、故郷である北海道佐呂間町のメールマガジン『ほぼ週刊さろま』に寄せた原稿のうち、2019年9月11日配信分以降のものは、それぞれマガジン化して保存してある。 2019.09.04以前のものはnoteに保存していなかったのだが、その中にも残しておきたいと思えるものがあったので、マガジン『ピックアップほぼさろ』として、若干の修正を加えた上で保存しておく。
ポメラに関する記事をまとめています。
先週も腕時計の話をしたついでにもう少し腕時計の話を続ける。先週、もう1本アナログのチプカシを買おうかとの話をしたが、結局ネットでmdv-106-1avという海外モデルを購入した。チプカシ、チープカシオの定義は曖昧で、8,000円以下がチプカシだとか、1万円以下ならチプカシだとか様々な説がある。今回購入した逆輸入海外モデルのmdv-106-1avは円安の煽りで12,000円ほどだったが、以前であれば8,000円程度で買えたモノだ。だからこれもきっとチプカシと言ってしまって良いの
◆ シリーズ ------------------------ Notionでバレットジャーナル(1) 概要 Notionでバレットジャーナル(2) 構成 3. Inbox - すべてのスタートライン -なぜGTDが必要か InboxとはもちろんGTDのInboxの事だ。なぜバレットジャーナルにGTDを持ち込むのか。それはバレットジャーナルの性質による。1. 概要でも述べた通り、バレットジャーナルはいわばタスクのトラフィック監視術ではあるが、最初のタスクの整理・洗い出し方
先日、チープカシオを使っているという話をここに書いた。しかしそれもTPOに応じての話で、仕事で客先へ出向く際にはもちろんそれなりのモノを付けて行く。「それなり」がどの程度のモノを指すのかは人それぞれなのだろうが、私の場合は13万円程度のシチズン・アテッサを付けている。10万円以上のシンプルな3針であれば、取り敢えずどこで出しても恥ずかしくはない。電波式でエコ・ドライブ(光発電)なので時間のズレやバッテリー残量などを気にする必要がなく、シンプルな3針で黒の文字盤なので仕事にもラ
前回の記事「Notionでバレットジャーナル(1) 概要」 2. 構成前提 この記事は冗長さを避けるために以下の読者を想定して記す。 Notionの基本的な操作方法を知っている GTDの詳細を理解している バレットジャーナルの基本原理を知っている 私のNotion 何はともあれ、まずは私のNotion画像を紹介する。私(Noriyuki)のツールなので"NPad"と名付けている。 使用するのは2つのテーブルのみ。「Logテーブル」はマンスリーログやデイリーログの
テキストと聞いて何を思い浮かべるかは立場によって違う。学生にとっての「テキスト」とは、1. 教科書や教材、2. 課題やレポート、3. その他の情報源を指す。研究者にとっての「テキスト」とは主に資料を指す。そして私を含むICT技術者にとっての「テキスト」とは文字コードで構成された文字情報のことであり、そこには改行やタブなどの制御文字も含まれる。立場の違いによる言葉の解釈の違いがミーティングや会議などでの障害になってしまう事がままある。そのため、そういった場では最初に言葉の定義を
プレーヤーとして力を発揮し切れなかった選手が名指導者になるケースがある。最近ではサッカー日本代表の森保監督や野球日本代表の栗山元監督などがそうだ。逆に名プレーヤーとして名を残したが指導者としては評価されない、また指導者の位置にも上れない選手もいる。 人生は50年目くらいから表と裏がくるりとひっくり返る。一個の個体のように見える「人」とは実は、環境とか時間的な経緯とか交友関係、家系や宗教などの「文脈」または「背景」の集積であって、それが何となく形を成した固形物のように見えて
1. 概要紙の制約からの解放 Notionの使い方は百人百様で正解は無い。使う目的も多様なら目的別の使い方も多様だ。だからこの記事もあくまで私なりのやり方の紹介に過ぎない。 ここではNotion的バレットジャーナルの実現法について記している。私はこれまで紙媒体でバレットジャーナルを数年間おこなって来た。バレットジャーナルについてはここでは詳細に記さない。ネットや書籍で調べて欲しい。出来ればライダー・キャロル氏の原典に当たり、ソリッドなエッセンスを身に付けるのが良い。 バ
奄美から東京へ行く際、これまではJALばかりを使っていたのだが先日初めて格安航空のピーチを使ってみた。しかしこのピーチ、奄美を発つ時は朝10時20分発なので問題は無いが、成田からの復路が朝7時発なので東京に宿泊したのでは搭乗に間に合わない。なので今回は最初からホテルを成田に取って東京との往復に大荷物を持たなくても良いようにした。これが正解で京成成田駅周辺は自然豊かで閑静であり、夜の食事場所も駅周辺にコンパクトにまとまっていて、大変過ごしやすかった。なので東京-奄美を頻繁に往復
中国には「普通高等学校招生全国統一考試」という試験があって、通称「高考」と言うのだそうだ。この試験の結果が将来の暮らし振りに直結するのだから皆必死だ。へえ大変、と対岸の火事のように眺めている日本だって「東大一直線」なんて漫画が流行っていた40年前までは似た様な状況だったに違いない。中国の高校生は辛いだろうな。私ならそんな修羅の巷から真っ先に逃げる。人生には「じゃない方」があるのだから。 私が今暮らしている島も、本州の都会から見れば「じゃない方」だ。その証拠に連休ともなれば
所用があって先週末に東京へ行って来た。成田へ着いた時にスマホを見ると留守電が入っている。ロビーでコールバックを入れると、先々週に面接を受けた企業からであった。採用するとの事で、ただし就業は8月からになるが良いかとの確認だった。ともあれフリーランサー廃業後の立ち位置が出来たのだから良い知らせである事には変わりがない。 オンライン面接時に沖縄側の社長が語った、私に期待する内容は以下の通りだ。「奄美での雇用者全員と営業的に話をしてくれる事」「奄美側の業務の全体を把握してくれる事
今年は自分周辺の環境を変えてみようかと思ったのは昨年末のことだ。約14年間続けて来たフリーランスシステムエンジニアという立ち位置を辞めてみようかと漠然と考えた。10年以上自分の名前で仕事を受けて、それらをこなして来たことはちょっとしたプライドで、今後も続けて行けない事は無いけれど、広がりが無いよな、と言うのが実感だ。50代も半ばを過ぎたが、まだまだパワーを出す事は出来る。けど30代の時のようには行かない。なるほどこれが歳を重ねると言うことか、と感じている。プレーヤーからのステ
未だブームが続いている「チープカシオ」、2010年頃から火が点いたらしい。かく言う私もチプカシユーザーだ。型番で言うとW-800H-1BVというのを使っている。海外正規品で3,000円台で購入したが、今は円安で4,000円台半ばになっている。チープカシオは文字通り安いカシオの腕時計で、これが価格の割に性能が良く、しかも堅牢であるという事で海外でも話題のアイテムとなっている。 そもそも私は高級志向とかやたらと高性能を有り難がるヒエラルキー志向というのが大嫌いで、そんな私の心
今、ネット上にはタスク管理法やToDoリストに関する記事や動画が溢れている。それほどまでにモノゴトを上手に進められない人が巷には大勢いる。2020年の6月から2021年の5月まで約1年間に渡り、『事務局長の万年筆』というタイトルでここにモノゴトの円滑な進め方などを記した事がある。そこではGTDやバレットジャーナルについて解説した。私自身が現在実践しているタスク管理法は、バレットジャーナルをしながら週次レビューとしてGTDをおこなうというものだ。現状ではこれが現実世界と脳みそを
システムを設計してプログラミングをし、使えるツールを組み上げるというのが本来の私の仕事だ。しかし奄美大島という離島に暮らしていて一番多いのがウェブサイトを作ってくれというオーダーだ。幸い趣味と実益を兼ねて20年以上前からデザインの研究もしていたし、中学の頃から文章を練る作業にも慣れているのでワンストップである程度の事は出来る。 フリーランサーにとっての顧客として多いのは、地域の中小企業や個人事業主だ。そういった顧客からウェブサイトを作ってくれとの発注を受ける。作業には流れ
大型連休で各地の混雑ぶりがメディアで報道された。フリーランスで仕事をしている身から見れば、何も混んでいる時に混んでいる場所へ行かなくても・・などと思ってしまうのだが、会社勤めの人にとっては貴重な家族サービスの機会なのだから仕方がない。私の暮らす奄美大島でも近年は観光客が増えていて、大型連休や夏休みなどには観光客が水着姿で集落内を歩いていたりして住民を困惑させている。 観光客と住民をめぐる問題は世界共通だ。スペインのバルセロナでは殺到する観光客に辟易した市民らにより観光客排
1980年代の半ば、ワープロ専用機が低価格化して一気にパーソナルワープロブームが広がった。当時19歳の学生だった私も、同人誌の原稿を書くために電気屋の店頭にあった、Canonのキヤノワードミニα10というのを10万円前後の価格で購入した。ボックス型で低価格機の中ではディスプレイが大きく、キーボードを本体に格納できるのが特徴だった。キャッチコピーは「行動派ワンボックス」で、印字品質は24ドットが主流だった当時、36ドットで綺麗に印字ができた。 大学のサークルで出していた同人