またまたまた入院しました——今日も近況報告だけ

※追記:手術は無事終わり、精巣を摘出することもありませんでした。筋肉に出来た癌で精索には癒着しておらず、つるんときれいにはがれたそうです。その後二日熱が下がらず、今朝も微熱だったので今日も入院が続くことになりましたが、もう平熱に戻ったので続報を追記します。まだ傷口は動くと痛いですが、明日には退院できるでしょう。——8月6日後記

本日(8月2日)また入院しました。明日手術の予定です。
これまでの経緯は、下記エッセーで書きましたが、

改めて整理すると以下のとおりです。
2014年3月 右腎臓をまるっと摘出。中に初期の癌が見つかったため。
2022年4月 左精巣に癌ができてまるっと摘出。上記腎癌と転移と判明。
2022年7月 ほかに転移がないか調査していたところ、右鼠蹊部に小さな転移があると判断され、抗癌剤治療を開始。
2022年10月 最初の抗癌剤が副作用がひどく、特に、急に飛蚊症になったので、副作用のひとつの網膜剥離の予兆だったら怖いということで中止。別の抗癌剤に変更。
2023年7月 抗癌剤が効かないので、手術で摘出することが決定。
本日入院、明日手術

患部は、精索にからみついているとのことです。精索って、精巣から精子が登ってくる管のことね。
これをはずすのが難しそうで、おそらく精巣ごととってしまうことになるとのことです。
こっちとしては、社会的役割を終えた臓器ですし、宦官として世に仕えるのもいいと思うのですが、男性ホルモン(テストステロン)がでなくなるので、お医者さんにどうなるのか尋ねたら、
「性欲がなくなります」
って。まあ、それくらいですんだら、仕事に集中できていいというものですが、それだけじゃなかろうと。
で、家でテストステロン欠乏症って、どんなことになるのかネットで調べてみたら、ほとんどの症状が今でもすでに自覚がある。左の精巣をとっただけで、もうだいぶ足りなくなっているみたいです。

これがもっとひどくなったらかなわんと思ったのですが、お医者さんは、今抗癌剤でしんどいはずだから、それがなくなったら、差し引き改善されるとのことで、ほんまかいなと思いますけど。
まあ、ほんとに足りなくなったなら、テストステロン補充注射すると言われました。三ヶ月に一回のペースで一生続けることになります。ネットで読んだら、相当痛そうなんですけど。

入院期間は五日間程度の見込みで、退院したら半月ぐらい、久留米の家で療養生活する予定です。