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【家庭円満のすすめ】 #008 HSPと前提の説明

家庭円満についてのアレコレを発信したくて始めたnoteですが、本編を進める前に、沢山の前提があるので、そちらの説明から入ってます。なので、いつまでも本編が始まりません(笑)。

前提の説明にこだわるのは、私のHSPの気質が関係しているかもしれません。

なるべく誤解の無いように、細かく説明しておきたい欲求と言いますか、一つの物事を述べるのに、ストーリーとして紐付いている思考が邪魔をして、いちいち説明が長くなります。

よく、説明は簡潔に。最初に結論から。言い訳はするな。などと言う人がいます。それは全くの正論なのですが、これはHSPにとって相性が悪くて大敵です。要点をまとめて簡潔に。というのは、まあ頭が良く無いと出来ない技でして、私のようなポンコツにはハードルが高い訳です。

どうしてかと言い訳をすると。普通の人が裸眼で見える世界が、HSPって、顕微鏡で世界を見ているようなモノなのです。同じ空間を観ているのに、そこに広がる世界の広さと情報量が圧倒的に違うと思いませんか?

裸眼では見えない世界を、HSPの人達は、常に視ていて、膨大な情報処理に晒されているので、非常に疲れ易いのです。とにかく、生きているだけで疲れます(笑)。敏感過ぎるとは、ある意味で、生き辛さの原因だと感じています。

顕微鏡で視えるような、宇宙のような膨大な情報量を、どのように簡潔にまとめて伝えようか?考えただけでパニックです。ごめんなさい。故に説明が長くなります。

他に例えるなら、何十巻にも及ぶ長編小説や漫画の内容を、1行で伝えろ。と、言われているようなもので、いや、説明できないし、それでは作品の魅力を全く伝えられないじゃん!ってなるので、簡潔に説明しろ。は、苦手です。

1行では、作品のジャンルの説明だけで終わる。それは作品そのものの説明や、魅力の説明にはならない。同じ事の説明にはならない。と、なるので、正しく伝えたいという欲求を阻まれるストレスに晒されます。

言い訳は、ここまでにして、それでもなるべく簡潔を心掛けて、まとめるように意識して書いていきます。

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【前提の説明】

家庭円満を語る前に、様々な前提をクリアにしておく必要があります。そもそもの話の前提がズレていると、全く話が通じないからです。

一番に説明しておきたかった宇宙の法則の他にも、男女の格差があります。この男女の格差に関しては、とても難しい話なので、丁寧に進めていきたいと考えています。

なので、これからの投稿はしばらく、男女の格差に関する話が中心になる予定です。

また、ここからは結構な極論も含みますので、あくまでも、個人的な意見であり、こんな風に考える人も存在するんだな。ぐらいで、一例の話しとして参考にしてください。

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【男女の格差】

これに関しては、個人でも意見の分かれる所なので、価値観を摺り合わせるのは、とても難しいのですが、それでも、このポイントは外せないので、分母を合わせる作業として、丁寧に取り組みたいと思います。

まず、男女平等について。

これは、勘違いしている人が多い分野です。

そもそも、男女は平等ではありません。

男女は生物学的にも、雄と雌であり、身体の作りも違う生き物です。

身体の作りが違うという事は、役割も違います。

ジェンダー問題は、とりあえず、置いておいて。

一般的な多数派の男女問題について、分母を合わせてみましょう。

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【平等と公平の違い】

男女は平等ではないけれど、社会的に公平に扱われるべきである。

これが、結論です。

べきである。ってあんまり好きじゃないから、社会的に公平に扱いましょう。の方がしっくり来るかもな。

平等などは、この世に存在しない。幻想です。平たく等しい、など、共産党の独裁と同じで、本質的な核心を突き詰めると、想像以上に邪悪な思想です。戦争と平和、などのように、相対する言葉のようでいて、その本質は同じ。それが平等と邪悪、あるいは、平等と独裁。

極論を述べると、「平等であるならば、男性に子供を出産させる。女性に射精させる。そのように遺伝子を改ざんして、初めて平等が実現する。」こんな思想は邪悪以外の何者でもない。(誰もそんな思想は持ってないけど、極端な例で説明すると本質はそこまで辿り着きます。)

そこで、公平に。公に平たく。です。

男女に違いはあるけれど、違いは違いのままに、その上で平たく扱いましょう。

違いを無くして等しくするという考えと、違いは違いとして受け入れた上で、公平に扱う、という考え。

この差です。

この違いを理解して居ないと、話がズレる原因になります。

平等と公平は、似ているけれど、本質的に違います。

(HSPについて補足)

HSPの脳は、本質的な部分にフォーカスする。視点が常に本質へ向いていて、物事の奥深くにある本質を追求していきます。これは、そうしないと、物事を認識したり理解ができないからです。

HSPの人達にとって、物事を理解するには本質まで辿り着かないと咀嚼出来ないので、そこまでしないと落ち着かないのです。生まれ持った気質なので、無意識にそうなります。そういうシステムを搭載している脳なのです。一見、高性能に見えますが、私の場合、処理能力が追い付かないのでポンコツです(笑)。

HSPの人が常に細かい点にこだわるのは、違いが目に見えるからです。その違いを誤解されたまま話を進めるのは苦手です。(なので、繰り返しになりますが、説明が長くなります。ごめんなさい。)

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【男女平等の誤解】

男女平等の誤解は、男女雇用機会均等法の辺りで生まれたものと推測できます。あくまでも、雇用する機会を男女で平等にしましょう。という話であるのに、男女が平等である、という話にすり替わってしまいました。

これは誰かが意図して刷り込みをした訳ではないと思いますが、敢えて言うなら、しっかりした明確な説明と教育が必要だったのに、その誤解されやすいポイントや違いをハッキリと認識できない人が多くて、そのままなあなあで、現代まで流されてしまった結果かな。と思います。

細かい事はどうでも良い。

それも正論なんだけど、それが誤解の元ですれ違いを生むので、ここは丁寧に認識を改めて貰いたい所です。

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【男女の公平は実現可能か?】

皆さんもお分かりかと思いますが、これは非常に難しい課題です。

公平を目指すのは間違いではないけれど、生まれ持った男女のそれぞれの役割を無視して、男らしさ、女らしさを消して、何もかも同じにしようじゃないか、という流れは危険なものを感じます。

同じにしようじゃないか、は、それぞれの特徴や性質を無視して、平等を目指す思考であり、実は多くの危険を含みます。

これは、平等の名の下に、立場の弱い女性に不利益をもたらしたり、女性の不利を大きくさせる一面を持ち合わせています。

例えば、男性と同じだけの肉体労働を女性が負担する、となったら、それは、もはや平等とはほど遠いのですが、平等とは、つまりは、そういう事です。

筋肉量が違うし筋力が違うのに、男女で負担を同じにすることが、一見、平等に見えて、実質は不公平極まりない状態に陥ります。

この平等への間違ったアプローチを踏まえて、

同じではなく、違う役割分担をしつつ、平たく負担しよう。

と、男女の違いの特性を認めつつ、なるべく負担を同じ位にしましょう。というのが公平の意味合いになります。

男性の筋肉量に対して、これだけの負担をするなら、女性に換算した場合は、これだけを負担しましょう。と、少し重さを減らすなどして、それぞれの特質に合った役割分担と負担をして行こう。というのが公平です。

世の中の流れとして、公平を目指すべきなのに、平等が謳われて、平等を目指す流れになっているのが、男女同権の歪みとなっている。これが現代社会だと思います。

それもこれも、結局は、平等と公平の意味と本質の違いを認識せずに、同類視している弊害が現れている。ので、細かいようだけれど、この平等と公平の意味の、本質的な違いを認識して理解することが、とても大切なポイントになる訳です。

ここを、摺り合わせて分母を揃えておかないと、話が通じない。と、私が最初に述べていた意味が、ご理解頂けたでしょうか?

同根されると困るのです。意味が違うのです。似たような言葉ではあるので、誤解するのも無理は無いのですが、本質の違いを理解しておかないと、ここがこじれる原因にもなる訳です。

余計な摩擦や衝突を避ける為にも、こうした、一つ一つの前提を丁寧に説明しながら進めていきます。分母を揃える作業は、とても大切です。ここを怠ると、うまくいくはずの物事も、うまく運びません。

配偶者と話が通じないとき、大抵は、二人の間の話の前提がズレています。前提がズレていると、どんなに正論をぶつけたところで、残念ながら話は通じません。だって前提が違うのだもの。前提が違うと、全く違う話に飛躍してしまう訳です。

なので、前提を揃える。しつこいようですが、分母を揃える作業から丁寧に進めましょう。

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男女の格差の話の本題に入る前の、前提の説明だけで、これだけの長文になってしまいました。物事を簡潔に述べるって難しいですね。

長くなったので、本題は、また次回に繰り越します。

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