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松之介の『noteを楽しむ』共同運営マガジン

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【noteや生活を楽しむ記事の共同運営マガジン】🌕 共同運営マガジンに参加希望の方は、鶴城松之介の記事にコメントをお願いします🌕 皆に読んでほしい記事、宣伝したい事、参考になる記…
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#毎日note

松之介と共同運営マガジンをやりませんか?『松之介遊園地の来園者マガジン』について

皆さん。 『松之介遊園地の来園者マガジン』を一緒にやりませんか? 僕の作った共同運営マガジンです。 いつも読みに来て頂いてる方も『来園者』という形で『松之介遊園地』の参加者になったら楽しいんじゃないかな?と思いましたので、作ってみました。 皆に読んでほしい記事、宣伝したい事、参考になる記事などなど、『noteだけじゃなく、日々を楽しめる記事』を書いたら入れていくマガジンです。 主観で大丈夫ですよ。 「こんなところに行ったけどオススメだよ」っていう記事なら、行ってみた

映画『パターソン』、ありふれたものの名前たちが輝く時。

名前は時間だと思う。 そして名前の向こう側にはそこに 人を感じる。 この映画を見終わったあとわたしは そんな言葉が浮かんでいた。 ニュージャージー州のパターソン。 街と同じ名前を持つパターソンは 路線バスの運転手。 恋人のローラとブルドッグ犬の マーヴィーと共に暮らすその一週間が 描かれていた。 ジムジャームッシュは、そんなふうにてらって いるけれど。 たった一週間を描いた恋人同士のふたりの一週間は とても豊饒な時間が流れていた。 主人公のパター

恋する家族の一員になって。

誰かと比べるものでもないし、  比べようも ないのだけれど。 恋愛っていうものを 遠ざけて生きてきた。 恋は、したほうがいいよと言ったのは 友達でも先輩でもない父親だったけど。 いつだったか、父と何年振りかで会った 時にホテルのレストランでバイキングを 楽しみながら、父が好きな人はいるの? って聞いて言きた。 胸を張って「いない」という時期が かれこれ十年も続いていた。 ずるいよなって。 手持ちのカードとしては父の方が ずっと勝ち目がある。 そ

美味しいは、「生きる」のはじまりだと教えてくれる『川っぺりムコリッタ』。

30歳の誕生日を刑務所で迎えていた山田は、 ムショを出たらいつか川べりに住みたいと思っ ていた。 できうる限り限界を生きているような街がいい。 誰ともかかわらずにひっそりと死ぬまで生きたい。 ギリギリを感じてさえいれば生きる実感が湧く のかもしれないと。 そんな街を山田は選んだ。 そして拾ってくれる人たちがいた。 北陸にある塩辛工場をあっせんしてもらい、 イカを捌く毎日をとりあえず手に入れた。 この気持ちに少し馴染んでいた。 少しじゃないかもしれない、人とのつな

試着室に飾る、朝焼けのような言葉を選んだ。

ある日、あまりやったことのない種類の お仕事でお声をかけて頂いたことがあった。 言葉を選んでください。 DJのような役割を、していただけたらと。 ファッションと雑貨ショップのフィッティング ルームに飾る言葉です。 詩でもいいし、小説の一節でもいいし、俳句でも なんでも歌詞でもいいですから。 そんなメールが、思いがけず届いた。 その方には一度声をかけて頂いて、いろいろな 事情があって、連載が打ち切りになった後の 出来事だった。 数年経っていたような気がする。

もやもやするので、自分のトリセツ書いてみた。

じぶんもずいぶん厄介な生き物だけど 人は時として厄介な生き物を避けて生きて いるのに。 追いかけられたりすることあるから。 さよならの意味が通じない時もあって。 なんでわたしは、理不尽に追いかけられ てんのやろか? ってことを、己を知るために最近ちまたで 流行ってるらしい、「自分のトリセツ」書いて みたみたいなのを書いてみた。 あの為末大さんの提案らしい。 自分を知ると、すっきりするらしいので わたし今、超すっきりしたいから。 これはいつか書くかもし

言葉は、わたしの中に降り積もるから。

今日ここになにかを、書こうとするとき どんな言葉を選ぶかは、きっと今日いちにち わたしに起こったさまざまな出来事に 影響されている気もする。 温かい言葉にたくさん触れたこの2日間。 みなさんにお祝いの言葉をたくさん贈って いただいたので。 たくさんの、思いがけないうれしいい 言葉がわたしのなかに降り積もっていった。 言葉はこうやって、日々を過ごす中で じぶんのなかにふりつもってゆくもの なのかもしれない。 ネガティブな言葉を吐きたくなる出来事に 見舞

七色の色鉛筆とハルヲちゃんの結婚式。

わたしは、結婚しなかったので、たいてい 誰かの結婚式に参列することのほうが、 もちろん多かったけれど。 いちばん、思い出すのは叔父の結婚式だった。 叔父は、ひとりでこつこつとちいさな広告 事務所を経営していた。 そして、かなりの晩婚だった。 晩婚という言葉もまだ知らない頃のわたしは めんくらった。 叔父はずっとわたしたちのそばにいるものだと 信じて疑わなかった。 けっこんするんや。 けっこんって、もうわたしたちとは、ちがう 場所で暮らしたりすることだ

note2周年、ひとりとひとりがつながって。

日々という時間はすごいもので、こんな 飽き性のみずがめ座のB型でぎっちょで 天パのわたくしが。 こんなに続くとは思っても、みなんだです。 いや、持続可能なことがなにもできない ままうっかり、大人になっちまったので ほんまに持続したことが珍しいぐらいで。 そんなわたしがちょっとした思いを綴る はけ口として選んだ場所が、ここnoteで した。 細々と書くことは続けていたのですが、 人様の前ににさらされて書くということが、 きっと馴染まないような気がして、

#やさしさを感じた言葉、受賞いたしました!

迷いながら歩いていた道で、声をかけてくれた 人のことはずっと忘れられない。 道に迷っていたはずなのに、まっすぐ歩いている 人のふりをして、その道の先人の方の前に、やっと たどり着いたとき。 それでも、こんなわたしでいいのかなっていう 不安は尽きなくて。 その場所に誘ってもらったことの喜びと失敗した くなかった思いをある日綴りたくなりました。 とても人気のサイトにエッセイと短歌を連載 しませんか? とお声かけて頂いたあの日の こと。 無名の新人に手を差し伸べてくださっ

ぼくたちの、たった一度のさよならを。

さよならを、ずっと先延ばしにしている。 そのことが、光のこころのどこかに巣食ってし まっている。 滉も同じ思いの中にいるのか光は確かめる術も ないし、そうすることがどこか、まだ早いのか もしれないと言い訳のひとつにしてしまってい た。 会社の制服の胸元についている名前のプレート を見る度に、どうしてじぶんの名前が光と書い て、「あきら」と読ませたかったのか、生後10 か月で死んでしまった自分の父親と母親に聞き たい気持ちが湧いてきて、心がくもる。 じぶんがあきらじゃなか

思い過ごし、乗り過ごしも、恋のうち。

あなたの本質を見抜いてあげるっていう 方がいらっしゃってびっくりした。 わたしも自分でわからないので、それが ドンピシャなのか否かその人にしか わからないのが、面白いなって思う。 かっこよくふざけている人が好きだと いうことに最近気づいた。 Twitterやnoteでみつけた面白い作品が あった。 乗り過ごすこと、それはスタイルである。 というキャッチコピーがついていた。 いいな、この雰囲気って思いながら読んで いた。 この曖昧じゃない言いきってしまう、 潔さ、

心のなかでピースサインをしていた。

今日はなにか書きたいと思えるほど 心のかけたところがみつからない。 わたしにしては珍しい。 いつもどこか欠けているのに。 すごくとかめっちゃとかがつかない ただただ、幸せな午後のひとときを 過ごしていた。 世界の情勢のニュースからも遠くに あったせいで、静穏な時間がすぎて いった。 おだやかという風の中にずっと包まれて いることだけが続いていけばいいのに そんな時間をすごしていたから。 書きたいことがみつからない。 書きたいときは、渇望していなけれ

アンガーマネジメント、できなくて。