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オールドデジカメLUMIX DMC-FT2 で三重紀行

神社巡りと鈴鹿サーキット

5月31日から6月2日まで三重県の伊勢、大紀町、そして鈴鹿サーキットへ行ってきました。

大紀町の神武台から伊勢湾を見て撮影

伊勢は内宮と猿田彦神社に行きましたがメインカメラはお馴染みのEOS R7レンズキットでした。LUMIX DMC-FT2は主に大紀町での撮影に使っていました。

神武台

大紀町は神武天皇の奈良攻略、いわゆる神武東征の際に西から東に向かって攻めて一度ナガスネヒコに敗退し、二度目に東から西に向かって攻め込む際に上陸されたと言われる場所の諸説ある中の一つとなっています。上陸した際に高台に上り周囲の様子を見渡しながら休憩したとされる場所が神武台と言われています。

頭之宮四方神社の鳥居

大紀町は南北に長く、南側は神武台でもわかるように海沿いとなっていますが北側は山間となり、この山間には数多くの神社が点在しています。その神社群もかなりご利益が高いものや由緒正しいものなど、訪れるべき神社が多数あります。
頭之宮四方神社(こうべのみやよもうじんじゃ)は首から上のことに関してのご利益が高いという日本唯一の神社で、平安京を造営した第五十代・桓武天皇の後裔である唐橋中将光盛がご祭神ですが、この神社の横を流れる川になんと唐橋中将光盛の髑髏が流れ着き、その髑髏で子供たちが遊んでいたところが由来とされます。

ちょっと由来がグロいですが、その霊験あらたかな雰囲気は素晴らしいものがあります。

頭之宮四方神社の拝殿

森の中にたたずむ拝殿やお手水は川の水で直接洗うなどのダイナミックな感じです。特に受験シーズンなどはご利益が高いことから多くの参拝者が訪れるそうなので、大学や各種学校、国家試験を控えた方には特におすすめです。

滝をご神体とする御滝さん

滝そのものをご神体とする末社などもあり、一度は訪れて欲しい神社です。

皇大神宮別宮 瀧原宮

また大紀町には皇大神宮別宮 瀧原宮があります。
皇大神宮とは伊勢神宮の内宮のことで、瀧原宮はその別宮となります。
別宮とは今の伊勢神宮の内宮に皇大神宮の場所が定まる前に倭姫命がこの地に天照大御神を祀ったとされた場所。皇大神宮として天照大御神が内宮に場所を移されてもなお、瀧原宮は天照大御神を祀る神宮として鎮座しており、伊勢神宮での式年遷宮の翌年に瀧原宮も式年遷宮を行っていることでもつながりの深さを感じます。現在ある本殿の左側に式年遷宮に使われる場所が確保してあるところも見どころの一つと言えます。

その後、猿田彦神社の御祭神である猿田彦大神が聖地として開拓した五十鈴の川上にある宇遅(宇治)の地を宇治土公(うじのつちぎみ)宮司家の祖先で猿田彦大神の御裔である大田命がお勧めし、そこに皇大神宮(内宮)が造営されたといわれます。

椿大神社、愛宕社の参道

猿田彦と言えば三重県には猿田彦を祀る総本山的神社が2つあります。それが猿田彦神社と椿大神社(つばきおおかみのやしろ)。猿田彦神社は伊勢神宮の内宮のすぐそば。椿大神社は三重県鈴鹿市。

鈴鹿ICそばの大鳥居

東名阪道の鈴鹿ICそばにある大鳥居は椿大神社のものなのです。
この辺の詳しい話はおとなの週末というWEBサイトに詳しく書きますので、公開されましたらお知らせいたします。

頭之宮四方神社のご神木

神社についてつらつらと書いてきましたが、見て欲しいのは写真。オールドデジカメLUMIX DMC-FT2の枯れた描写が神社の雰囲気にぴったりマッチしている気がしてなりません。

鈴鹿サーキットのパドック

次回はLUMIX DMC-FT2で撮った鈴鹿サーキットをご覧いただきます。

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