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創作活動に於ける心・技・体

心技体とは、武道や相撲で重んずる、
精神・技術・体力の三要素のことだそうです。

漫画家にもそれは大事な要素だと思いました。
では、
長編マンガを長期にわたって執筆するにあたり、
心技体のうち、一番重要な要素は何だと思いますか?

これは僕の個人的な見解なのですが、
一番重要な要素は「体」だと思うのです、僕は。
「技術」は後からついてくるものなので、「技」は後回し。
「心」が一番大事なように思えるかも知れませんが、
やっぱり「体」だと思うのです、僕は。
なぜなら、
体調を崩すと、心が折れ、技術を発揮できなくなるからです。

漫画家に体力なんか関係ないように思われるかも知れませんが、
一日中椅子に座って机に向かうのは相当な体力が必要なのです。

まあ必要以上の筋力は要りませんから、「体力」と言うよりも、
体調管理」ですかね。そういう意味で「体」です。

体調管理で一番重要なのは生活リズム
決まった時間に起床し、決まった時間に食事をする。
これだけで生活リズムを保てます。
(いいですか?大事なのは就寝時間ではなく、「起床時間」ですよ!)

僕は毎朝必ず5時に起きるようにしています。
別に6時でも7時でも8時でもよいのです。
大事なのは必ず起床時間を固定すること。これが重要なのです。

寝る時間はいつでもかまいません。
夜遅くまで執筆しなければならないこともあるでしょう。
僕は以前、1日必ず1ページ描く、というノルマを決めていましたから、
そのノルマを果たすまで床に就くことはありませんでした。
例えば、通常は夜の11時に床に就くのが、
執筆に手こずって深夜3時までかかったとします。
それでも朝の5時に起床するのです(根性で!)。
なぜそうするのかと言うと、
3時に寝て、そこから6時間とか8時間とか寝てしまうと、
生活のリズムがどんどん後ろにズレていって
しまいには昼夜逆転してしまうからです。
いや、昼夜逆転が悪いのではありません。
例えば毎日お昼の12時に固定して起床するのならば、
それはそれでいいのです。
生活のリズムがどんどん後ろにズレていく、これが一番ダメなのです。
だから固定する。
もっとも、2時間しか眠らなかったら、それはさすがに辛いので、
その時は昼寝をします。が、これも好きなだけ寝てしまってはダメです。
1時間とか2時間とか必ず時間を決めて目覚まし時計をセットすること。
そうやって生活のリズムをキープし続けます。

あと、
体力の維持としてはウォーキングくらいでいいと思います。
漫画家に筋肉は必要ありませんから。
なので1日1時間ほどのウォーキング、それで十分!

まあ昨今は異常気象で夏場などはウォーキングがキツい!
冬は冬で寒過ぎ!!
それは逆に体調を崩す元ですから、
今は代わりにこれで足踏みをしています。

1日三度の食事の後、ビデオを観つつ歯を磨きつつの足踏みです。
15分ずつ程度でいいと思います。
この足踏み板、たぶん最初は痛くて出来ないと思いますけど、
ずっと続けるとぜんぜん痛くなくなるし、
ウォーキングをするよりも健康になってる気がしますのでオススメです!

あと深刻なのは
肩こり腰痛対策ですね。これはもう漫画家の宿病みたいなものですが、
僕はこれで対処しています。

この2点、超オススメです!!
これもたぶん最初は痛くて出来ないかも知れませんけど、
朝と夕で計1時間ほど僕はやってます。
これやるとスッキリします!マジ超オススメ!!!

あ、痺れるようなしつこい肩こりがあって、
もし中山式快癒器をやっても改善しないようであれば、
眼病を疑ってください。肩こりは視神経からも来ます。
ぜひ眼科の受診を!!
眼精疲労やドライアイの目薬も市販薬とは効きが段違い!!

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