フリーランス1年目の振り返り(会社員×副業ライターからの変化)

会社員×副業ライターだった自分は、2023年の1月から完全なフリーランスになった。ちょうど一年経ったので、その振り返りを今月のうちにしておく!
(大変だ、1月があと数時間で終わる)

なぜ副業ライターをしていたのか

私が副業ライターとした活動しはじめたのは、正式には2018年の暮れのころだった。
実は2017年、出版社で働いていた時に、「このまま紙媒体だけやっていたら、編集者として生き残れない!」と強く感じていた。
紙媒体の市場の縮小に怯えていた。

そこで2018年からIT企業に転職し、WEBメディアの運営へとフィールドが変わるのだが、その転職時期にWEBの知識を少しずつ増やしていった。

なぜかというと転職活動の面接で、「WEBの経験も知識もないですがやる気だけはあります!」を20代半ばで言うのは甘いと思っていたから。
具体的には、とあるライターさんがやっていた土日合宿に参加し、その2日間で自分のサイトを作り、記事を投稿する…というものをやった。

当時は紙媒体への危機感だけでなく、「会社の力で仕事をもらう」ことにも強い危機感があった。「私個人に仕事を依頼する」状況を作るためにも、この合宿で作ったサイトをポートフォリオにして個人の仕事をもらうべく、そこから340日ぐらいは毎日記事を投稿し、
転職活動でも「経験は少ないですが、自分なりにこういうサイト作ってます」などのアピールができた。

その後、IT企業でやっていたWEBメディアの運営とかけ合わせてさらに知識をつけていった。


会社のメディアでできないチャレンジを自分のサイトでしたり、アナリティクスの設定を自分のサイトで思う存分動かして、会社のメディアのアナリティクス設定に反映したりと、当時の動きは自分なりにかなりレベルアップに繋がったと思う。

そんなこんなでサイトの記事を見て…なのか、お仕事の相談をいただき、2019年1月にはじめて新R25さんで記事を書かせてもらった。

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副業ライターを4年続け、フリーランスになった理由

そこから私は4年ほど、ひたすら会社の仕事と個人のライターとしての仕事を続けていた。

当時から「ぜったいフリーランスになるぞ!」という意識はなく、「でもいつかなるのかもなぁ」とぼんやり思っていた。
そういう生活をしてみたいといううっすらとした興味と、会社員としてずっと働き続ける未来があまり現実的に思えなかったのもある。
あとは、会社でひとつのサービスにコミットする面白さだけじゃなく、フリーとして多種多様な仕事に関わって生きていく面白さにも惹かれていた。

さらに副業ライター3〜4年目のころ、副業ライターとして関われる仕事の量が制限される状況に限界を感じ…ついに会社を辞めることを決めた。
やはり日中は会社員なので、朝や夜に個人としてのライター仕事をやるしかない。もっとやりたいことがあるのに、日中動けないことでセーブせざるを得ないことが増えていたのだ。

そしてちょうど会社の組織編成も大きく変わり、私なりに「ついていきたいトップ」がいなくなってしまった。

そこで2022年の12月を最終出社として会社を辞めた。

フリーランスになるのはこわくなかったのか?

会社員を辞めてフリーランスになるということは、安定的な収入がなくなることを意味する。
これが、副業ライターとして活動しはじめた2019年からずっとこわかった。

それまでは会社員の給料だけで生きていけていた。そこに副業のお金が加わるので、生活に関わるお金を何も気にせず、けっこう豊かに生きていけた。その生活が終わるのは確かだが、このこわさが2022年の途中くらいから薄れていった。

それよりも「今だな」という感覚的な気持ちを大事にしていたのと、
「これで生活できなくなったら、”フリーは私には無理でした”とわかる。フリーにならずに”なりたいなぁ”と思って行動しないより、体験してみて、ダメだったらまた会社員になればいいし、フリーを何年か続けて会社員がよくなるかもしれない。とにかく経験だ!」と思っていたので、けっこうすんなり決断できた。

フリーランスは生活できるのか?どう仕事を獲得したのか

では、フリーランスとして生計が成り立っていたのか?
ありがたいことに、どうにかYesと言える。

もともと副業時代に関係ができていた会社のほか、会社を辞めるという声を聞きつけて、会社の取引先の人が、人材を探しているという知り合いを繋いでくれたこともあった。
おおよそ、知り合いの紹介で仕事が繋がっていた。

ありがたい。
でも「知り合いが仕事をくれるから安泰」ではない。
いつも「来月は生きられるか?」とか「来月と再来月は大丈夫そうだけど、来年はわからないよなぁ」という不安がつきまとっている。

「会社都合で、やはり取材は今月ではなく来月以降の動き出しになるかも」みたいなこともザラだし、実質の稼働は先月だったたけど…その納品は今月だったから請求は今月分として計上
みたいなことで、入ってくるお金が一ヶ月、二ヶ月ずれることも珍しくない。

だからなんのツテもないメディアにポートフォリオを送ったり、note経由ではじめましての方と繋がって連絡をとったり、Wantedlyで業務委託を探したりと地道なこともしてきた。

その結果生まれた実績は(企業コンテンツばかりなので)公に出せないのがすこし残念だが、いろんなジャンルをさせてもらった。
これは公に出せるから出しておく。


さらに私がラッキーだったのは、IT企業での会社員時代に、WEBメディア運営だけでなくWEBマーケもチャレンジさせてもらえた点。
WEBマーケの一環でやっていた製品サイトの分析や改善、WEB広告の発注、ホワイトペーパーの作成、そのほかプレスリリースの作成などもしていたので、そういった仕事をフリーランスになってまるっと引き受ける機会もいただいた。

ライターとして筆がはやく、取材力が抜群な人ならそれだけで生活できていたと思うが、私は地道にコツコツ派なので
上記のようなスキルを掛け合わせていなかったら…
ライターだけだったら…生活は厳しかったのでは、と思う。

あと、ライターとしての仕事が多すぎると、うっすらと心が暗くなる傾向にある。(ひたすら自分の文章と向き合って内側に内側に思考がいくから)
広報やマーケ、編集やディレクター的な仕事を挟むことで、気分転換にもなって心が健康でいられることも、この1年でよくわかった。

2024年、フリーランス2年目の目標

というわけで、フリーランスになる前の時代も含めてかなりざっくり振り返った。

2023年は、いただいた仕事をやり切ることに精一杯であっという間だった。
2024年もいただいた仕事には全力投球。だけど、自分の知的好奇心を満たす活動もしたいし、地元に絡んだ活動の足掛かりもつかみたい。

つまり、やりたいことがいっっっっっぱいある!
けど時間がない。

だから、2023年の時よりも、ライターとしてのパフォーマンスを上げる。そのためには、どの仕事にどれだけ時間がかかったかの把握を、今以上に明確におこなう。

そして計画を立てる。(今も計画を立てていないわけじゃないけど、計画通りにいかないから、精度が足りないんだと思う)
イレギュラーな連絡や依頼が多いので、そのバッファを見越しつつ、一週間のスケジュールをある程度立てて
「あれもやらなきゃ」という心配事だけで頭がいっぱいになって、無駄な思考に時間を費やさないように。


あとは何より、健康!仕事のことを考えすぎて、「効率化!」みたいな生活に疲弊するサイクルが必ずくる。
そういう時は自然に触れたくなって、急に高尾山に登ったりするので、その欲求は寛容に受け入れる。
睡眠をとる。整体にこれからも通い続ける。


よし、どうにか1月中に書き終えたぞ。

<今回振り返ってみて>
前にゆぴ氏が、振り返りはめちゃいいよ!と言っていたが

状況を冷静に見返せる、自分の現時点を改めて知ることができるという点で
すごくいいかもしれない。
上の記事で言うところの「自分の現在地を確認しながら、未来に向かえる」の良さを本当に感じた。

私は執筆実績で公に出せるものは少ないけど
未来のことも意識しながら仕事を見直せるから
定期的にやろうと思った。

「今月はなんかぼんやりしていました」なら、それでもいいし。
ゆるくやってみよう。



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