人語の一口話(115) 『ジャイアント・ロボ』に思いを馳せて
大阪中之島美術館へモネ展を鑑賞しに行った際に、強烈な印象を受けましたので、そのお姿を撮影しました。
『ジャイアント・トらやん』です。
「わぁ~。まるでジャイアント・ロボみたいやなぁ・・。」
そう言いながら、見上げていたのを思い出しました。
腕時計型の無線機で指示を与えれば、動き出しそうな雰囲気を漂わせておりました。
当時、先の大戦が終わって二十年余。
まだまだ敗戦の屈辱を忘れられない日本の大人たちが、『ジャイアント・ロボ』に託した思いは、いかばかりかと推察しています。
『強くあらねばならない。』
『戦いには決して負けてはならない。』
そんな思いを子どもたちに伝えようとしていたのだと思います。
きょう8月15日は終戦の日。
正午には、心静かに手を合わせたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?