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SNSで議論する、ということ

SNSで情報発信をしていく中で気づいたことがあります。

これまで何となく意識するという程度だったのですが、
今回、まとめてみましたので、せっかくですので、公開します。


議論に使う際に理解しておくべきSNSの弱点

不特定多数の人に手軽に自分の意見を発信できて非常に便利なSNSですが、
「議論する」ということになると、
気を付けておいた方が良い弱点があります。

それは、

自分を含めて議論に参加している人たちが、
議論する上で前提となる知識や情報を十分に備えているか、
または、共有されているかを確認すること(気づくこと)が
難しいことです。

そして、それ以上に、難しいのが、

ひとたび議論が始まってしまったら、
議論の最中に前提知識や情報に差があることに気づけたとしても、
途中でそれを穴埋めするのが極めて難しいということです。

お互い正しいと思うことを言っているはずなのに、
いつまで経っても議論が折り合わないのは、大体、これが原因です。

そして、これは軌道修正されません

だから、SNSで議論が始まると、大抵、平行線になります。

ちなみに、実際に対面での議論でも、
前提知識・情報の違いで議論が折り合わないことが多々あります。

蛇足ですが、他に議論が折り合わないときの理由があるとすれば、
両者の目的や意図に違いがあることを
互いに気づけていないとき等が挙げられると思います。

話を戻します。

SNSを使う際の注意点

議論に使う上でのSNSの弱点、これを理解した上で、
SNSを使う際には以下の2つを気を付けたいと思います。

①SNSで面識の無い人の批判をしない

面識の無い相手なのですから、
それこそ前提知識・情報が十分にあるはずがありません

不十分な理解や誤解で相手を批判してしまったら、大変です。
面識の無い人への批判は相当なリスクがあることを認識せねばなりません。

ちなみに、面識がある人に対しては、
よっぽど、「批判を世間に公表したい。」
という強い意図が無いのであれば、
それこそSNSではなく、直接言うべきかと思います。

なので、そもそもSNSで批判はしない、ということです。

②そもそもSNSで議論しない

これはもう、“そもそも論”になってしまいますが、
SNSは議論に不向きです。

まず、文章で、しかも短文だと意図が伝わりにくいです。

さらに、世間に都度公開しながら議論するので、
第三者に議論の一部や途中経過だけを見て判断されてしまう
ということが十分ありえます。

不特定多数の(かつ、通りすがりの)第三者に、
「議論を全部見てください」、
「議論の前提となる知識・情報を理解してください」、
と期待するのは、かなり厳しいです。

となると、自分自身の議論が、
第三者に意図しなかった印象を持たれてしまう可能性は
十分に想定しておかねばなりません。

しかし、第三者に意図しない印象を持たれてしまった場合、
大抵、そうなってしまったことには、すぐに気づけません。

思わぬ方角から炎上して、そのときにはじめて気が付きます。

議論をするのであれば、
相手も含めた周囲の反応を肌で感じることが出来る、対面が理想です。

偉そうに色々書いてみましたが、
とりあえず、自分がSNSを使う際には、これを心がけていこうと思います。


松本 佑介 @ 枚方を動かす新しいチカラ


最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

次に書く記事に生かしますので、
ご感想をお待ちしております。

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