ヤノマミ族について
アマゾンにいるヤノマミ族という民族にも、新型コロナウイルスによる死者が出たとずいぶん前にニュースになってましたが、今はどうなってるんだろう、と気になってます。
さて、ヤノマミ族には生まれてきたばかりの赤ちゃんをシロアリに食べさせる話があります。
生まれたばかりの赤ちゃんを人間の子供としてそのまま育てるか、それとも精霊として自然に返すかを、産んだ女の人が、産んだ瞬間に決めるらしいです。
生まれた瞬間はまだ自分のこどもではない、という考え方らしい。
人の命の価値は民族それぞれ、人それぞれなんだなあ、と…。
民族の宗教って個性があって面白いですよね。
ヤノマミ族も僕らも、宗教は違えど、もちろん似ているところもあったりします。
リーダーの振る舞いが1つ。
人間のリーダーの種類は大きく2種類あります。
1つは「まあ、みんなで仲良くやってこうや…」って引っ張ってくリーダー
もう1つは「俺がリーダーだ!この座は譲らん!」って独占タイプのリーダー
ヤノマミ族は後者のリーダーになりがちだそうです。
ヤノマミ族は住居もかまえて、小規模な農業も行い、一夫多妻の民族です。
これがもし、食べ物は狩りがメインで不十分、さらに集団で移住するような民族で、一夫一妻の民族であれば、前者のリーダーになります。
集団で移動するのに揉め事なんて起こすやつは嫌われてしまって、1人で生活するはめになりかねないですからね。
しかしながら、ヤノマミ族タイプであればどうしても争いが起きやすくなるので、後者のリーダータイプとなりやすいようです。
要は農業すると格差が生まれちゃうし、トップになると、女の子をたくさん自分のものにしたい、ってやつが現れるよね、っていう感じ。
これはまさに現代の僕らにも同じことを感じます。
1度トップになると、「この場は意地でも譲らん!」となるタイプのリーダーが世の中には多いように思いますね。。(今の政治家や検察なんかも、こんな気が…苦笑)
しかしながら、ある程度の小規模な会社のトップとなると、逆に前者のリーダーになりやすいそうですがね。
前者の「みんなで仲良くやってこうや」リーダー
後者の「この座は譲らん!」リーダー
どっちが好きですか?
たぶんほとんどの人は前者だと思います。
でもデメリットもあるようですよ。
それは、いざとなったときに頼りにならん!
だそうです。笑
まあたしかに…。
他の民族同士で争いが起きてしまったときには、前者のリーダーだと、やはり負けてしまうことが多くなるみたいです。
まあ、想像がつく。。
民族の成り立ちを知ると「人間とはなにか」を考えさせられる部分があって楽しいですわ。
何事もバランスが大切ですね。。。。
では。
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