- 運営しているクリエイター
#写真
「選ぶ」を支える エピソード2〜「色を選ぶ」支援〜
美術の時間。「言葉でやりとりが(今は)できない全盲の方の色選びってどうしたらいいんだろう?」とある同僚が呟いていました。そこで、以前、研修会で聞いた「りんごの赤色」など身近な実物と関連づけて提示するアイデアを話しました。
アイデアがあってもそれを実際に形するためにはハードルがありますが、その同僚はすぐに下の写真のような色の手がかり半実物カードを作ってしまいました。ほんと素晴らしい。
さらにその
たかがトレイされどトレイ〜始点と終点をわかりやすく伝える名脇役〜
子どもとの学び合いに教材は欠かせませんが、トレイたちも始点や終点をわかりやすく伝えるという重要な役割を果たします。
「そのトレイどこで買ったの?」ときかれることも多いので、ここにまとめておきます。参考にして頂けたら幸いです。
最初に紹介するのはこちら
名称:キッチン整理 黒 S
購入場所:セリア
寸法:約179×131×45Hmm
目と手の協応課題の定番「円柱差し」や「石けり入れ」の部品を
スイッチ接続の方法のまとめ「ディスコライトを題材にして」〜第二回 AC電源(コンセント) の場合〜
前回に引き続き、乾電池、USB給電、AC電源(コンセント)の3種類の電源に対応した優れものディスコライトを題材にスイッチ接続の方法をまとめていきます。
2回目の今回は、AC電源(コンセント)の場合です。このディスコライトには、電源アダプターがついていませんので、家にあった12V対応のアダプターを使いました。12Vということで、実はもともと車のシガーライターソケットから電源が取れるように作られてい
「因果関係の理解」を越えて
障がいが重い方とのかかわりを記録する場合、例えばスイッチを押すと音がなることがわかるというような「因果関係の理解」の記述から何年間も脱することが出来ないことがあります。実際、制約が大きい方との学習では、すでに紹介しているスイッチ教材(例えばこちら)やiPadなどを使用することも多くその活動の目的が「因果関係の理解」集約されることがよくあります。私もなんとかこの状況から脱したいと日頃からアンテナを
もっとみる