【雑詩】 喰い潰される社会
働けども 働けども
腹満たされぬ庶民の社会に
働かずとも私腹肥える
政治屋が寄生している
江戸の昔に
家来の意見に反対しない
「そうせい侯」な
お殿様がいたけれど
現代の世は
胡麻の油を
絞り取ることに余念のない
「ぞうぜい侯」が
縄張り争いに終始している
宿主から
吸い取った養分で
ブクブク肥満った政治屋は
庶民生活に巣食う居候
『動物農場』のブタどもは
醜悪な人間と化していったが
血税を「ガツガツ」と
貪り喰らう政治屋は
メタボリックなブタと化す
やがて増殖した寄生虫は
宿主を喰い潰し
この国を滅ぼしてしまうだろう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?