東京電機大学 知的情報空間研究室
本マガジンでは2年間分の南小国町さんとの農業IoT試行錯誤、また私たちの研究室で行ってきた5つの研究について詳細をご紹介します。もし農業×ITを行いたい方ではじめの一歩がなかなか踏み出せない、という方がいましたらご参考いただければ幸いです。
杉野服飾大学、昭和女子大学、東京電機大学で実施したメディアアート論について補足記事、情報を共有するマガジンです。
おたりスマートソンプロジェクトの記事をまとめたマガジンです。これから産官学連携を行いたいと思っている方の、プロジェクトの進め方のご参考になればと思っています。
演技は科学できるのか?を検証したアクティングサポートプロジェクトの2019年を振り返る記事です。新しいプロジェクトの立ち上げ、研究での試行錯誤にご興味ある方はぜひご覧ください。
東京電機大学 知的情報空間研究室のメンバーにて湘南白百合学園中学・高等学校にてワークショップを実施しました 🏃♀️様子を湘南白百合学園中学・高等学校のHPにてご紹介いただきました。 【探究講座】AIについて学ぼう×東京電機大学 https://chukou.shonan-shirayuri.ac.jp/news/detail/2183
学部4年 Y・Fさん 💁♂️ 📕 進学の決め手父の勧めで情報系の学科に絞って受験していました。この分野に関する知識が全く無く、非常に不安でしたが、情報学部に進学すれば将来の選択肢が広がると考えました。また、システムデザイン工学部の「人間科学と人工知能から生まれる未来社会をデザインし具現化する力を養う」という学部目標にも共感いたしました。北千住駅からキャンパスへのアクセスが良いことも決め手の1つでした。 📕 研修室選びの決め手正式に研究室に配属されてからの2か月間で研究テ
📄 東京電機大学 情報システム工学科では研究室選びの最中かと思います。東京大学 先端科学技術研究センター 教授 稲見先生の「自分に合った研究室を選ぶために」が参考になると思いますのでぜひご覧ください。 https://note.com/drinami/n/nccf6c3160955
修士2年 Y・Tさん 💁♂️ 📕 進学の決め手私は学問分野と就職先を考慮し、東京電機大学の情報システム工学科を選びました。入学前は機械科と情報科のどちらに進学するのかを悩んでいましたが、電大のオープンキャンパスでの学科説明会に参加し、AIやIoTがこれからの社会にどのような影響を与えるかについての講演を聞いたことで、情報科への入学を決意しました。その講演後、各研究室で行われているセキュリティ、インターネット通信、AIなどの情報分野における多様な研究内容に魅力を感じ、入学後
東京電機大学知的情報空間研究室を運営している松井です。 この記事は、2024年6月現時点で知的情報空間研究室の運営方針や実際に実践していることを、松井がまとめたものです。 情報システム工学科は現在研究室配属について考える時期となりますので、当研究室に配属を希望する学生さんには一度目を通していただければ幸いです。 目次知的情報空間研究室 研究室に配属されたら 研究テーマの決定方法 研究室での滞在 就職先 最後に 知的情報空間研究室現在研究室では修士課程学生が5名、
これまで出張を控えていたのですが、2023年11月は久々に成果発表に参加させていただきました。弊研究室から3件の発表がありましたのでご報告させていただきます。 🏅 研究情報処理学会 モバイルコンピューティングと新社会システム(MBL)・第95回高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)合同研究発表会への参加 11月15日から17日にかけて、情報処理学会 モバイルコンピューティングと新社会システム(MBL)・第95回高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)合同
この研究はナタリーさんのように農業とITの架け橋になる方を支援するためのデジタル教材の作成を目的にしたものです。 背景 現在のスマート農業の背景について考えてみますと…、 IoT等IT技術を利用したスマート農業を利用した農業が注目されている 既製品は大規模農家向けが多く個人が手軽に試す、体験する機会がない といったスマート農業への推進が期待がなされるものの、導入する側の農家の方々にとってスマート農業が身近ではない、といった現実が挙げられます。 これまで農業におい
🔊 背景 水田水位センサは水位という稲の育成期にアプローチするもので、リアルタイム性の高いデータを収集できるという点では優秀です。ただし、多くの農家の方はすでに多くの投資を行っているため、IoT機器の導入までコストを掛けられないというお話はよく聞いていました。 そこで重要となるデータが「気象データ」です。現状気象データは気象庁が過去データの配布を、民間企業がリアルタイム性の高い気象データの有償、無償配布を行っています。ビッグデータの取り扱いに関する技術がバックエンド
こちらの記事で水田水位監視システムの導入の背景についてお話しました。 次に南小国町さんにおける2021年からはじまった水田水位監視システムの導入についてお話していきたいと思います。 水田水位監視システム導入のステップデバイスの選定 おたりスマートソンの際にはデバイスの大きさが課題となっており、小型化を目指していました。その際にご協力いただいたInnovation Farm, Inc.さんから一台Sigfoxベースの1mm単位の水位計測が可能なデバイスをお借りし
稲作における水管理とは 稲作には様々な工程がありますが、田植え後には圃場の苗の育成のためにその土地や品種に適した水量を維持することが必要となります。こういった水管理は大変重要ではありますが、現状育成者が田んぼを見回り、水が少なければ水を入れ、深すぎる場合は水を抜かなくてはなりません。以下は水管理の様子を示した文章です。 水管理が必要な時期は気候、品種によって異なりますが、平均5月から8月までの期間となり、この間に水位が高くなりすぎないよう、水温が低くなりすぎないよう調整す
九州の中央部、熊本県の東北部 南小国町さんについてお話すると多くの方が黒川温泉に行ったことがあります!とお話いただきます。以下に町のオフィシャルHPから紹介文を引用させていただきます。 私たちが東京からお伺いする際には羽田空港から熊本空港まで移動、そこからレンタカーを使って大観峰を超えて南小国町さんに向かいます。動画を見ていただくほうがより雰囲気を掴んでいただきやすいかと思います。 黒川温泉で有名な南小国町さんですが、農業においてもその土地を利用した育成、栽培が盛んで
はじめに 本noteでは熊本県南小国町さんと行ってきた2年間の農業IoTの研究についてご紹介します。これまで本研究室では長野県小谷村さんと水田水位監視システムをメインとした研究を行ってきました。こちらの経験から2021年より農業IoTに取り組まれておられた南小国町さんにお声がけいただき、メンターとして参加させていただいています。 本取り組みで行った以下の4つの項目について紹介することで、現在農業IoTに関心がある方々が次の一歩に進むことのできる情報を共有できればと思ってい
8月18日産経新聞学naviのコーナーにて、小谷村での研究活動に関する記事を掲載いただきました。 デジタル版でも同様の記事を掲載いただいておりますので、ご一読いただければ幸いです。
2021年8月6日の日刊工業新聞に弊研究室 M2年生 西垣さんの活動が「学生起業支援セミナー開催」というタイトルで掲載されました。おめでとうございます!
オープンキャンパスについて2021年7月24、25日は東京電機大学千住キャンパスのオープンキャンパスの開催日です。 今回は新型コロナウィルス感染症感染防止のため、知的情報空間研究室の研究室ナビ(研究室の公開)を控えております。そのため、研究室ナビで紹介予定でした動画をnoteで公開することにしました。 CDLCraft 2020 CDLCraft 2021 これらの動画ですが、はじまりはTDUCraftという取り組みです。 TDUCraft は、新型コロナ感染症対策
地域課題解決を目的とした、データ流通プラットフォーム「Anastasia」を研究開発しております。本研究テーマに関しては、日本IBM「Maximo」、株式会社マクニカ「マクニカモビリティデータプラットフォーム」と連携し、データ流通と具体的な地域課題解決につなげていく予定です。 本件に関しましては、共同研究に関わるリリース文を各所から出していただきました。 日本IBMさま リリース文 マクニカさま リリース文 エクスポリス合同会社 リリース文 東京電機大学 リリース文 東京