師を見るな、師が見ているものを見よ
タイトルは私の好きな言葉でよく心がけていることです。憧れとする師の姿をただ見るのではなく、「師が見ている世界を見ろ」「師になりきって考えろ」ということだと解釈しています。
あなたにとっての「師」とはどんな人ですか?
その方は誰と付き合い、どんな情報を得て、何を考えていると思いますか?
四六時中そばでその背中を見ることができれば申し分ないですが、そうでない場合がほとんどでしょう。また、人と広く繋がれるようになった時代ですから、「尊敬する人」「憧れている人」が実は一度も会ったことがない人、だなんてこともあるかもしれません。
そんなわたしたちが「師の見ているものを見る」ために、わたしはSNSが活用できると思っています。(師がSNSを利用している場合に限りますが。)
SNSには「フォロー」という仕組みがありますよね。そしてありがたいことにこれらは公開されていて、誰でも特定の人のフォローを見ることができます。
わたしは、尊敬している人のフォローを定期的にみて、全く知らない人でも自分でフォローしてみるということをよくします。Twitterでいう「タイムライン」は普段触れている情報そのものですから、師と同じ情報を吸収することができるようになるのです。これだけでも少し、「師の見ているもの」が分かる気がしませんか?
そのほかにも「いいね」や「リツイート」を抽出して見てみるのもいいかもしれません。(ちょっとストーカーちっくだけど…。)
あと最近思うのは、「pinterest」がもっと広まるといいなということです。
pinterestは写真をピン留めして収集していくツールで、たくさんのグラフィック作品やアート、タイポグラフィなどが溢れています。検索窓にキーワードを入れてデザインの参考にしたり、インスピレーションを得たりという用途でよく使っています。
他のデザイナーさんがどのような作品をピン留めしているかを見れたらかなり面白いですし、勉強になるんじゃないかなと思っています。一応人物フォローの機能はあるようですが、pinterestはやはり画像のブックマークツールとしての役割が大きいようです。
自分がピン留めしたボードをシェアできるので、みんな積極的に公開しやがれくださいという気持ち。需要の有無は分かりませんが、私のグラフィック用ボードを公開します。カラフル好きなのが一目でわかると思います(笑)。
このnoteをここまで見てくれた、かつpinterestユーザーのそこのあなたはぜひシェアしてみてください。教えてくれたら全速力で見に行きます。
「師を見るな、師が見ているものを見よ」
現代だとこういう捉え方もできるのかなというお話でした。
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