見出し画像

「対象者をグイグイ引っ張る講座」は行動変容を促す

公認スポーツ栄養士の松田幸子です。

以前、セミナーの作り方 という栄養士向けの講座を行っていました。かなりの数の栄養士、特に現在、公認スポーツ栄養士として活躍している方が受講され講座の内容を活用していただいています。

この講座は今でもどんな対象・どんなテーマでも人前で話す時の構成方法ととして使えるものです。

コンセプトは 対象者が動くきっかけをつくる です。栄養士向けの講座から手を引いている状態ですが、このセミナーの作り方は再構成し、何らかの形でご提供しようと考えています。

さて、今年もアントラーズ食育キャラバンを行っています。そこでこんなことを小学校の先生に言われました。

運動のコーチもみんなを楽しませるのがとても上手ですが、先生の授業は子どもたちをグイグイ引っ張っていきますよね。すごいです。

今回だけではなく、いろいろなところで

グイグイ

という言葉を言われます。子どもやスポーツだけでは無く、特定保健指導の集団指導でも同じようなことを言われます。対象者やテーマはあまり関係無く

グイグイ

なようです。でもグイグイくる人って、人によってイメージがあまりよいとも限りません。ですが、比較的印象がよいように言われるのはありがたいことです。

自分では意識したことが無いのですが、そう見えるのはなぜなのか、そしてそのグイグイが対象者の行動変容に繋がっているのはなぜなのか、考えてみました。


ここから先は

2,131字 / 1画像

¥ 650

この記事が気に入った、もっと読んでみたくなったという方はぜひこちらを😄。