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植物工場イチゴ栽培の大きなメリット
一年中安定して収穫できる
日本では、概ね6月から12月くらいまで輸入物のイチゴに頼らざるを得ない状況もあります。昨今の為替の影響や燃料費の高騰で調達コストは大幅に上昇しており、今まで輸入イチゴを使用してきた事業者からの問い合わせが多くなってきています。
また昨年のように酷暑になると少量生産されている国内の夏イチゴも大きな影響を受けます。昨年は秀品率が50%を割ったり、最悪なケースとして全滅したという報告もありました。
これは害虫による被害で、暑さで異常発生したと共に、暑さによってイチゴの苗が影響を受けたものと想像します。
物流2024年問題の影響で美味しくなくなるイチゴ
関東圏にイチゴを九州から運送すると最低でも1,000kmを超えます。
物流2024年問題で従来よりも1~2日は多く日数が必要となるだけでなく、その輸送に耐えられるように早摘みしているので、甘さの乗らないイチゴを出荷せざると得なくなります。
植物工場で消費者に近い場所で栽培すると、完熟の美味しいイチゴがダイレクトに届けられることになり、その差は歴然とします。
またこれにより輸送時におけるCO2の削減にも繋がり、SDGsの観点からも多くなメリットが出ます。
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