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LEDの開発は、イチゴの植物工場の肝

蛍光灯から始まった植物栽培
初期の葉物の植物栽培では、コスト面からも蛍光灯を利用していました。
蛍光灯は、その光量も少なく、確か1本あたり30μmol程度だったか、それ以下しかでなかった記憶があります。
他にも蛍光灯には弱点があり、初期光量の30%ダウンを交換時期として見るのですが、概ね3ヶ月ほどしか持たず、頻繁な交換が必要となります。
(もちろん、交換に際しては人件費等が別途発生します)
また蛍光灯の発光効率は低く(確か4%ぐらいだった記憶ですが…)、その分、発熱量も多く、空調コントロールが困難になるという弱点を抱えていました。

10年ほど前にLEDの価格が劇的に下がった
蛍光灯からLEDへの変更が劇的に進みました。
LEDは発光効率が、蛍光灯より断然に良いので、同じ光量を確保しようとすると発熱が抑えられます。これによりLEDの劣化スピードが遅くなるので、おおよそ4万時間、7.5年くらいの頻度で交換すれば、大丈夫なようになりました。

農業用LEDは、ほぼ存在しない
農業用を謳ってはいますが、もともと家庭用の設計を転用したものが多く、本当の意味での農業専用のLEDは少なく、性能面でも劣るものがほとんどです。

MD-Farmは、10年上の時間をかけ、運用と開発を独自で進めてきた
イチゴ、そして穀物まで栽培できるハイパワーの農業専用LEDを求め、MD-Farmは自社開発をしてきました。
純国産ですので、安定性やメンテナンスも安心して使え、自らが使いたいLEDに仕上げています。



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