大判カメラは難しい
こんにちは。松千代です。
気の利いたことってどうして言おうとすると思いつかないんですかね。
今更ですが劇場版コナンくん「黒鉄の魚影」を見てきました。哀ちゃんが気の利いたことばっかり言うので、私もああなりたいです。
はい。先日シノゴフィルムで東尋坊を撮影してきました。
結果は惨敗。フォトグラファーを名乗っておきながら、なんという体たらく。まずは撮影中の私を見てください。
良いですか皆さん、この姿が許容されるのは良い写真が撮れる人だけです。現代においてこのスタイルは、周囲に痴態を晒し、あまつさえ大人としての尊厳を失いかねない行為だと思ってください。事実、この姿を見た子供からは冷ややかな目線をプレゼントされます。
そしてもう一つ、大人は懐かしんで「そんなカメラを使っているなら、良い写真撮るんだろうなぁ」という羨望の眼差しをくれます。これはこれでハードルが上がるので、良いことではありません。そんな目で俺を見るな!
そして今回は3枚だけ撮影しました。ピントを合わせて、露出計って、フィルムホルダーはめて撮りました。
フィルムはKODAK PORTRA400、現像、スキャンは堀内カラーさんにお願いしました。やはり解像度と描写力はフルサイズ一眼とは全然違うと思います。ハイライトとシャドウの階調がとてもなめらかですね。露出もバッチリです。安心したのも束の間
なんですかこのモヤは?光漏れでもなさそう。フィルム装填時に感光したのか?などなど原因不明のミスショットが起こるのがシートフィルムの恐ろしい所。これもアートだと言えば良いのかもしれないですが、一枚2000円くらいする写真と考えるとあまりに勿体無い。。。
今回ミスショットを連発して思ったのは、とにかく悔しいということですね。自分のミスでこうも宝の持ち腐れになるというのは、カメラのポテンシャルを無駄にしているということですからね。
とはいえ、ちゃんと撮れている時はやっぱり嬉しいです。
もっと練習して北海道とか行きたいですね。
オラに力を分けてくれって何世代にも渡って伝わるセリフですよね。広辞苑に載せても良いと思います。