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雨だから最高かもよ
私のnoteネームには「雨」という字が入っている。
「晴れと雨と風」
これは、晴れの日も雨の日も風の日も並列に置きたいというか、自然に抗わず歩いて行きたいという思いも込めていたりする。
正直に言うと「風」には自然の風だけでなく、藤井風さんの意も入っている。(何の告白でしょうか…すんません。笑)
藤井風さんの音楽に出会って、私は本来の生き方を思い出したというくらい人生が変化した。これからもさらに真の自分へと風に吹かれていきたい。(どうでもいい告白…2度目)
風に乗るって大事だと思う。
やっぱり人生に流れってあるでしょ。
ただね、
大人になるにつれて感覚や感情までも凝り固まってしまう。
これ、重たいのよ。
風に乗れないのよ。
だからね、
とにかく軽やかでいたいなと梅雨空を見ながら思ってみたりする。
先日、雨が上がるのを待って神社へ行ってきた。
森の中の神社。
濡れて深い色となり光って見えた。
木の幹にそっと触れると、手のひらを通り越えて水が沁みてきそうなくらいみずみずしかった。
木がこんなに柔らかなんて。
しばらくヒタヒタと触っていたら、
「雨の日に来ないのだから。雨の日に触らないのだから」
と声が聞こえた気がした。
確かにそうだ。
雨の日にわざわざ森へ行って木に触れたりしないもんね、普通は。
雨×森=普通は行かない
そんな思い込みが行動を制限して、出会えるものにも会えず、知ることもできずにいるということ。
あらら。
そして、息子がまだ小学生の頃のことを思い出した。
あーあ、雨降り出しちゃったねぇ
サッカー試合の日の朝、空を見上げてぼやいてしまう私に、彼はピシャリとこう言った。
雨、関係ないよ。オレがそう決めたから。
雨×サッカー試合=残念
と決めつけるなと彼は怒ってるのだ。
これは雨は悪いものとジャッジする私へのイエローカードのようなもの。
もう何枚目だろうか。
私はこうやってよく息子から警告を喰らっていた。
実際、彼は雨の中のドロドロ試合で良い結果を出すことが多かった。
ほらね。
雨も晴れも同じでしょ。
息子はそう言いたげだ。
ヤツはきっと私より魂年齢が高い。
娘もそうだ。
悔しいけど間違いない。
彼らは深い目でいつも私を諭す。
抗わないということ。
執着しないこと。
これを私に学ばせるために来てくれた魂なのかもしれない。
だけど私は懲りずに言ってみたくなる。
今日は警報級の暑さだってさ
明日は冷たい雨だってさ
その度に大学生になった息子から
だから何?
と一蹴されている。
ちなみに夫の魂年齢はまだお子ちゃまだ。ヤツは悟ったような顔をしているが、私はちゃんと知っている。笑
互いに学ぼうではないか、この人生。
どうやら日本では1年のうち約50日ほどが雨らしい。
なかなかの割合。
50日×私の年齢(アラフィフ)=
えーと?
約7年間?
え、嘘でしょ?
私は7年もの雨の日を経験し、その度に行動を制限して過ごしていたのか。
ひえー。
こりゃ、いかん。
これからは「雨×◯◯」という未知の世界を楽しんでいきたい。
改めてそう思った。
抗わないお方。
藤井風さん。
土砂降りの中のグランドピアノ。
雨×ピアノ=とんでもなく最高
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