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日記(71日目) 物語のおわり、

【変】何となく日記、ただし、主テーマは再就職。・・書くことを続けたいので・・。
 

10月16日月曜、週始まり、今日も快晴、温かい陽射し。ただ朝は寒い。
今朝は6時チョイ前に目覚め、ベッドでの運動をじっくりと7時まで。
嫁は普通なら仕事だが今日は私の病院付き添いで休み、7時まで起きてこない。ゆっくりだ。

ほぼ同時に、7時ちょいに居間へ。滅多に無いが朝食の準備に台所にいっしょに立つ。そして朝から嫁さんを驚かせてしまう、「大丈夫なの?」
狭いところを歩きながら、ふと視線を変えた瞬間、予期せず少しフラつき、壁に体を預けてしまったのだった。起きがけは、特にあぶない後遺症。
今日は、11時前に家を出て、新しいリハビリの病院の初回面談だ。

昨日は、晴耕雨読の晴、でも本読みの続き。午後ベッドで寝たり読んだり。
久しぶりの湊かなえさんの「物語のおわり」を、最後まで読み終えたのは、夜11時前だった。
長編小説ながら短編集のようにいくつもの主人公と物語が引き継がれていき最後は帰結する。最後は、「こうくるかー」というエンディング。
物語は、珍しくサスペンス感は最終章前まで少なく淡々と。そして最後は少し湊さんらしい「怖い、薄ら寒い」モノを感じさせる。さすがだ。

脳梗塞後遺症と自己リハビリ、朝の外歩きは8時前から。
陽はすでに高い。
だがまだ温まるまえの朝の空気、気持ちいいが、歩く前に体を温める。
危うい感じの今朝は、しかし歩き出すとフラつきはかなり安定している
ただやはり右脚、すこし痺れ、ぎこちなさゆっくり探りながら歩いていく。体は寒くないが、顔や指に空気の冷たさが移る、家に戻る。
オーディオルームのストレッチとスクワット、バックステップをいつも通りに、お気に入りの1ビットSD-SG11の、静かに温かく響く音楽と共に。
部屋の温度は21度、ということは外は15か16度くらいか、寒くなった訳だ。

就職状況だが、日課のハローワーク募集ページに目を通す、
検索条件は固定。今日も募集の条件や業態、変化点は今日もないが、
時に柔軟に考えてみる。
例えば以前、だめだと思った学校の図書館の半日5時間の朝出と午後出の交代勤務の仕事も、自分の体が慣れるまでの慣らしと考えれば、どうか。
(収入はいったん低いが・・働かないよりはまし?、ま、就職できるかどうかも未知数、応募するなら傷病手当を打ち切ることになるので、焦りは禁物だが)1月初開始らしい。
通いリハビリの病院、今日初回面談の話にもよるが最終ゴールは再就職
仕事がし易いような、後遺症を抑える運動や訓練を期待しつつ、どこまで体が戻るかも未知数だ。

幼い頃の夢の話・・湊かなえの読んだ本のテーマにもあたる。
大人になって、実現した(そしてそれで食えている)人はほんの一握りか。大半は次のどれか。(夢を)追い続けているが掴めずにいるか
一度くらいは追いかけたか、一度も追いかけずに諦めてしまったか。
そういう人は多いだろう、そうなったのは、
身近な誰かが影響を与えたか、端的には断念させたか、夢を追う環境を(経済的に)整えてくれなかったか、自分で納得してあきらめたか。

人生、未知数だらけ、ある日突然体の自由が奪われることだってあるのだから

つづく(1300文字)


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