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熱波も過ぎて、大橋巨泉が面白い、脳梗塞19ヶ月め

ワレンベルグ発症から幸運にも復帰し始める。一時は入院寝たきり(退職やむなし)。一年のブランク後、4月から再就職し、社会復帰もぼちぼち。

◇概要◇

梅雨の最中、ずっと熱波が続いた、少し仕事の疲れが出始める。休日明けの今週は少し雨がちの予報、暑さもやや収まって欲しい。

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4月より役所の出先機関(とある施設)でのパート事務職員(公務員扱い、一年契約)となった私。
2022年大晦日に脳梗塞、寝たきりとなったが復活し、18ヶ月目の今。
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はてなブログ・・「脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、日々感じたこと
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)」は、この4月から始まったパート就職後の変化を綴っている。
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◇いろいろ、急に”あつく”なってなかなかたいへん◇

7月、定休あけの火曜、遅番からの週入り。
昨日月曜は休みだが暑かった。嫁さんも珍しく休みだったが、近所に自宅療養の義父の見守りで留守番するという、自分は隣市の図書館へ予約した本の受取と返却に独り出かけた、仕方なく。
ほんとうは、暑くて外に行きたくない、そんな一週間、そして昨日の休みの一日だった。どうしてこんな急に暑くなるのだろう。参る。
さて、熱気ある?東京の都知事選も終わってみれば、、で、特に何も変わらなかった。党利党略、代理戦争? 敗者の党はしかし、スケープゴートとして2番になれなかったヒロインを粛々と、、端から勝てる戦では無かったけど、負け方が悪いというおとしまえ? もどうよ!って思うけど。
ネットを上手くつかった輩も結局2位で1位ではない。どうでもよくない?
まぁ、熱くなるのも冷めるのも早い。明日からは少し湿っぽい天気らしい。

天気やネットニュースには振り回されがちだが、本は静かに、裏切らない。
いい雰囲気を出しているネコ船長、睨まれたネズミ、 絵本はすごい。

大橋巨泉氏が絵画の解説している本、氏のフランスや文化への造詣の深さが少し。

◇ちょっと伝わっていない、自分が上手く伝えてない、バナナ◇

バナナ・・の本は、昨日借りて来た、1日前にネットで予約すると予約棚に取り置いてくれていた。昨日早速少し読んで、そうか!という感じ。
4、5日前に取り置きされていた、なまえのないねこの本(実家のマルに生き写し)と一緒に引き取り出来たのはラッキーだった。読みたかった。

バナナ・・の本、脳梗塞になって特に、ということもないと思うが、会話が下手、どうも相手の意図が読めなくて勘違いしたり、その確認をしようと発する自らの言葉がいまいちハマってない、ないしはズレたまま行ってしまうもどかしさを仕事で、あるいは仕事以外でも感じての、バナナ・・の本だった。
(まだ読み終えてないので、読後の感想と効果はおいおいと)

◇最もふさわしい言葉で、正確に、しっかり思いを伝える、SII◇

脳梗塞後の一年と少しの自宅療養で、他人との生きた会話量が不足がちだったことはあるだろう。頭の回転に波があり、発する言葉がいまいちなかんじは否めない。
舟を編む という本に出会ったのも何かの縁、辞書で言葉をもっと磨こう。

ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。最もふさわしい言葉で、正確に、思いを誰かに届けるために

舟を編む より

ほんとは、(舟を編むというなら)紙の辞書(広辞苑)を使いたいところだが、いまはこれしかない。前職の国際交流の英訳英作文では(スマホで操作するweb辞書よりも)英語機能が良くて大活躍だった。SIIで、久しぶりに単4電池をいれた。
広辞苑は第五版でじゅうぶん、起動も速く、軽くていい。

事業撤退のSII社の電子辞書、小型の名機SR-E9000、ヤフオクで購入

さて、言葉のキャッチボール、上手かった人の本も借りてきている。

◇名司会者 大橋巨泉氏の西洋絵画手ほどき書が面白い◇

今の若い人は知らないかも知れないが、特に’80年代だが、歴代TV名司会者の五本の指には入るお方だ。2016年に82歳で他界されているが、全盛期のTV番組は高視聴率ばかりだった。元はジャズ司会、評論家だったというから意外なかんじ。
しかも、西洋絵画に目覚めたのは、65歳を過ぎてからだという。いわゆる司会業の第一線から退いた後のよう。
絵画関係では、作家の原田マハ氏の作品、物語や、山田五郎氏の入門書やyoutubeなどは大好きだが、巨泉氏のいわゆる、切れ味鋭い(毒も少しある)解説は、氏のフランス文化への造詣の深さもあり、面白い。
セザンヌをヘタ呼ばわり、ゴーギャンは「商魂に負けた才能」とこきおろしたりする。でも、ブルゴーニュワインならボーヌ産に限るとか、好き嫌いがはっきりして、歯に衣着せぬ物言いは、昔のテレビ画面(当時はブラウン管でしたが)での在りし日の姿を思い出させる。

ちゃんとした印象派絵画入門書なのだ
2011年11月に書いたというあとがき、逝去する5年前の作品だ。

氏の滑舌良い司会、名捌きが懐かしい(羨ましい)。
つづく

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