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【第四話】うつで研究が進まないので教授と直接バトってきた

GWの後半からずーっと調子がダメだったぼくですが、しばらく経って直接先生に会ってきました…!

家から研究室には寄らずに直接先生の部屋へ。

ぼくからすれば、PTSDの原因となった張本人である先生のところへ行くのはかなり消耗するイベントです。

今回は、そのときの話を書いていきます。

直接対決の目的

直接先生に会いに行った目的は、「研究を進めたいが、なにから手をつけていいかわからないので、まず何をすればいいか聞く」ことです。

最後に先生と研究の話をしたのは約1ヵ月前で、研究テーマも曖昧になってしまっていたので、

「一度整理をしておかなくては!」

「そしてそろそろ復帰しなくては!」

…と思い、突撃することにしたのです。

ただ、行くと決めたからといって実行できるかというとそうではありません。うつでしんどいぼくは、自分の中で決めたことの大半は実行できないのです。それを解決するために、先生を訪ねる前日にカウンセラーさんにある宣言をしてきました。

明日、先生のところに直接行って研究なにすればいいか聞いてきます…!

宣言することで後に引けなくし、さらに背中を押してもらい、自分ではできないであろうことを手伝ってもらいました。

結果、夕方になってしまいましたが、なんとか先生の元へ行くことができました。大学の門をくぐり、先生の部屋へ向かう途中なんかはもう心臓がバクバクでした…。

いざ教授とバトル!?

コンコンコン。

ガチャ…。


ぼく:失礼します。

先生:ああ、最近どうですか?

ぼく:なにもできてなくて…。そろそろなにかやらなきゃと思ってて、何からやればいいか分からないので教えていただきたいなと思いまして…。

先生:そんなに焦る必要ないですよ。そしたらまずは…


あれっ??めちゃくちゃ優しい…。

どうしたの先生????(←失礼)

先生には以前からぼくの状態を伝えていたこともあってか、優しく接してくれました。少し話をしたあとに、ぼくがこうなった原因について聞かれました。

しかし、原因が先生の言葉なので、適当にそれっぽいことを言って全力で回避してしまう自分。そのあとも先生の愚痴を逆にきいたり、なぜか恋バナに発展したりしましたが、終始優しく接してくれました。

とりあえず今後の方針が立ち、この日はミッションコンプリートということで、そのまま一目散に帰路につきました。この日はほんとにこれしかしていません。あ、シャワー浴びたか。起きてから面談が終わるまでご飯も食べられませんでした。

生活に関することが何もできなくても、この日は自分をめちゃくちゃほめてあげました。だって先生のところに面談しに行けたんだから。

もしこれを読んでいるあなたが同じような悩みを抱えているのなら、どんなに簡単なことでも達成できたら自分をめいいっぱいほめてあげてください。うつのときは本当に何もできなくなるものです。体を起こせただけでも「ノーベル頑張ったで賞」受賞です。

・・・

第五話は、身勝手に振る舞うと案外過ごしやすいと気がついた話です。なんとこんなぼくでも、意識1つで研究室の合宿すら楽しめてしまったのです。


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