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【第三話】うつ病患者のGWの過ごし方を紹介する。飲み会なんて行くもんじゃなかった

この記事は、修士2年のGW最終日に書きました。

数年経ってちょいちょいリライトしてます。

うつ病リアリティショー1ヵ月ぶりの更新です。

今回は、理系大学院生のGWと飲み会のあと語りをしていきます。

GWも相変わらずやる気が出ない

無気力感はあいかわらずです。

GWのこの時期にやる気が出ないっていうと、「五月病」のイメージがあるのですが、ぼくのような人間にとっては何月も関係ありません。ただ、研究室のことを忘れて高校のころの同級生やサークルの人たちと遊ぶ機会があったので、元気をチャージできた感覚があります。

ただ、それもGW前半までの話。

明日からまた平日が始まると思うと憂鬱でなりませんが、カウンセラーさんと一緒に治療を進めたり、自分でも情報収集をしているので徐々に回復に向かっている感じがします。

情報収集といえば、ここ数ヵ月はうつ病・PTSD・ストレスに関する書籍をいくつか読みました。本によると、自分の状態を「病気の症状」だと認識することが重要だと書いてありました。なるほど、「症状なんだからしょうがない!自分が悪いわけじゃない。許してあげよう。」と思えるので、いくぶんか気持ちが安らぎます。

まずは自分の病気を知ることから。そこから具体的な行動や方針が徐々に見えてきます。目をそらすのは、最初だけで充分。

研究室の飲み会が地雷だった

GW中に研究室のメンバーとOBの計8人で飲み会をする機会がありました。

誘われたときは正直「げっ…」って思ったのですが、久しぶりに先輩たちと会いたい気持ちもあり、参加することに。また、苦手な同期も参加していたのですが、「その人とは遠めの席になれば大丈夫だろう」と思っていました。

いざ飲み会にいくと先に何人かは席についていて、無事に苦手な同期とは席を離すことができたのですが、真に憂慮すべきは先輩たちだったのです…。

まず、ぼくが席に着くや否や「大丈夫なの?」と聞いてきます。


ズキン…ッ。


心臓のあたりがギュウッっとなります。そして、人数も少ないからか、ぼくの病み話は全体の話題になってしまいました。

ちょっと遅れてきた先輩も、到着するとまずぼくに「卒業できそう?」「大学いってんの?」と”笑顔で”訊いてきます。もちろん先輩方に悪気はないのですが、その話題を振られているときは相当につらかったです。

その場の全員が聞いているので、雰囲気を悪くするわけにもいきません。

苦し紛れの笑顔でごまかしました。「なんとか頑張りますよー!」とかたぶんそんな感じ。その後、ぼくはほとんど自発的にしゃべらずに振られた話題に返すのみで、みんなの話に相槌を打ちながら過ごしました。

結論、研究室が原因でつらいのに研究室のメンバーと飲みに行くべきではないです。笑

わりと傷ついたので当面は自分に優しく過ごすことを目標にします。

・・・

第四話では、勇気を振り絞って教授に直接会いに行ったときのことを書きました。いざバトル。


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