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サンクコストバイアスに強く縛られている

会社を休んで数ヶ月。

どのエンジニアの案件を見ても、「開発経験○年以上」ばかり。
新卒で実務の経験が半年程度の僕(しかも技術がややマイナー)には、フリーとして働くのはやはり難しいのかな…と感じる日々。

僕のエンジニアとしてのキャリアはここで終わってしまうのかな…なんて毎日考えています。

まだ完全に諦めているわけではありませんが、最近別の考え方が頭をもたげてきたので、今日はそのことについて書きます。

「俺はエンジニアとして働くんだ!」というこだわりが薄れてきたように思っているのです。

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ここのところ、プログラミングは仕事じゃなくて趣味程度のほうが楽しめるのかもなーなんて考えています。

僕は小学~中学生くらいから、ソフトウェアになんとなく興味を持っていました。きっかけはゲーム。

単純な興味と、「これからはITや!」なんて打算的な考えで大学は情報工学を学べる学部に入りました。

プログラミングをやってみたら普通に面白くて、自分のプログラムが正しく動いたときの感動はひとしお。

没頭するほどプログラミングが好きになったわけではなかったのですが、とはいえスキルのひとつでもあります。

当然、就職活動はITエンジニアとして働くつもりで行いました。
トントン拍子に就活は進み、無事にエンジニアとして就職。

そして半年で精神を病むことになります。

※エンジニアとして働いたことが理由で病んだわけではないです。

休職してから人生について考える時間が増えました。(この記事もその一環ですね)

いろいろ考えていると、「そもそもエンジニアとして働くのってどうなんだろう?」という疑問が頭の中に。

ちょっと今後どうなるかは未定です。

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人間には誰しも「サンクコストバイアス」という思い込みがあります。

「サンクコスト効果」ともいいます。

簡単にいうと、「こんなに時間・お金をかけたのだからもうやめられない」状態のことです。

僕にとってのプログラミングがまさにそれでした。

小さい頃からずっと興味をもっていて、情報系の学部に進んで勉強したのだから、エンジニアとして働かなければそれまでの時間やお金がもったいない!…ということです。

自分がいろいろと社会で生きづらい特性を抱えていることを鑑みても、いま一度リセットして職種から考え直す必要があるのかもしれないなと強く思った次第です。

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あなたも日常にサンクコストを感じる場面ありませんか?

もちろん「今までこれだけやってきたんだから!」と、よりいっそう奮起する原動力にもなり得ると思います。

ですが、バイアスなので無意識のうちに思い込みで行動していた、なんてこともよくあると思います。

サンクコストバイアスを知ることで、一度自分を俯瞰して捉え直してみるのもいいかもしれません。

新しい道が見えてくるかもしれませんよ。

ちなみに僕はまだ五里霧中です。笑

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