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投資銀行バンカーの生活水準

先日「日系投資銀行の給料事情」という記事を書いたが、実際の生活水準について気になる人がいれば読んでみて欲しい。私の怠惰な生活をそのまま記載しているので、「投資銀行バンカーの中にはこんな生活してる人もいるんだな」程度の参考にしてもらえればと思う。投資銀行業界への就職・転職を考えている人にとっては参考になるかもしれない。

額面と手取り

Vice President(何のこっちゃという方は先ずは以下の記事を読んでみて欲しい)としての給料を参考に書くが、額面は月90万弱、所得税・住民税・厚生年金など諸々の控除後で手取り月60万程度だ。

ちなみに額面の時点でハウジング給(家賃)が控除されているので、ハウジング給含む所得は月110万ちょっとといった感じだ。ベース年俸が1,400万なので、それを12で割った金額が毎月の給料となる。

家賃

個人差が相当あるが私の例を書くと、都内の賃貸マンション家賃は30万程度だ。「ハードワークで大して家で過ごす時間もないのにそんな所に住む必要ある?」と思われる人が多いだろう。ご指摘はもっともだと思う。投資銀行の同僚にも言われるくらいだ。

ただ私は家で過ごす時間が短い故に家にいる時は一切のストレスを感じたくなかったのと、なるべく快適な居住空間を欲していた。

家賃は月給の3分の1くらいに収めるのが良い・・・といった話を聞いたことがあるが、30万の賃貸マンションに住んでいても特に生活に困ることはない。

私はあまり興味はないが、人によっては持ち家を購入したり、住む家は賃貸しつつ不動産投資をしている人もいる。投資銀行バンカーはインサイダー情報を扱うので、株式投資は原則できない。(社内で面倒な手続きをする必要があり、売却も自由に出来ない)なので、資産運用として不動産投資を行なっている人もいる。

食生活

ほぼ全て(99.9%)外食に頼っている。これは私が独身ということもあるかもしれないが、自炊に時間をかけるよりは外で美味しいものを食べたい気持ちが強いのが背景だ。

焼肉や寿司が好物だが、気兼ねなく好きなものを食べていける余裕はある。ちなみに毎日外食をしている訳ではなく、普段はウーバーイーツのヘビーユーザーだ。

食費は正確に計算したことはないが、月に15万くらいか。

趣味などに使うお金

昨年450万ほどで中古ではあるが外車を購入した。駐車場は住んでいるマンションのを利用しており、月に44,000円。正直高いと思うが、それを差し引いても特に生活には困っていないのも実情だ。

コロナ前は後輩バンカーとの飲み会をたびたび開催していたが、基本は全て私が負担していた。日によっては1軒目で焼肉、2軒目でバー・・・といった感じで朝まで飲み、1日で20万ほど使ったこともある。次の日には失った記憶とお金ともに気持ち悪さが残ることがしばしばあるが、後悔はない。

元々漫画やゲームも好きなので、好きなコンテンツを気兼ねなく買ったり、最近は読書にハマっているので気になる本をAmazonでまとめ買いしたり、といったこともしている。

海外旅行も好きなので、ハワイに行ったり、NYに在住していた時はアメリカ本土を周ったりもした。

総論

稼いだお金の使い道は個人的な趣向に左右されるので、あくまで私の体験ベースでの話にはなるが、上述のような生活は特に何かを我慢する必要もなく出来る。

激務と引き換えに得られる生活水準の参考として書いてみたが、これを読んで嫌な気持ちになった方には申し訳ない。

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