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バケツ稲-田植えから17日目の様子

バケツ稲にチャレンジしています。
田植えから17日くらいたった様子をお伝えします!

田植えのときの記事はこちら


田植えしたときはこんな感じでした。

まだよわよわしさをかんじる

このあと、特に倒れる様子もなかったので、
いい感じに根付いたと思われます。
水量を増やして様子を見守りました。

その一週間後の様子がこちら。

ちからづよさが増してきた

苗がしっかりと立っている感じがします。やったね!
寄りで見てみると、

ちょっと枯れてるところもある

白い小さな毛のようなものが見えます。
これはいったい…??
そんなときのJA。

稲の茎の節目の外側の部分を葉鞘(ようしょう)といいます。その節目の周りには、葉舌(ようぜつ)と半透明のわっかの様な葉耳(ようじ)があり、葉耳には白い産毛が生えています。

芽出しから分げつまでの「知られざる世界」|JAグループ

どんなものにも名前があるんだなあ。
そして「なぜそんなものが生えているの?」という問いに対する回答も当然あり、

時々、このわっかと産毛は何ですか?とお電話をいただきます。葉舌は、葉鞘に雨水が入らないように、また、葉耳は茎から葉 身が離れないように備わっていると考えられています。産毛の役割は、現在でもはっきりと判明していないようです。一般的には害虫から守る役割などがあるようです。

芽出しから分げつまでの「知られざる世界」|JAグループ

すごいなあ…こんなに身近にある植物なのに、現在でもはっきりしていないことがあるんですね。
とはいえ「害虫から守る役割がある」とのことなので、そのあたりの自己防衛に期待しつつ見守ります。


そして本日、17日くらいだった様子がこちらです。

かなりわさわさしてきた

この時期でここまで育つものとは思いませんでした…!
すごい。

途中で雨もそこそこ降ったし風もそこそこ吹いていたのですが、
特に何もせず放置でした。
うちの土はどうも有機物が多めだったのか藻が発生しがちなのですが、雨でそれもいいかんじに流れていったり、いまもけっこう泡とか藻とかあるんですが、水面を覆うくらいになったら水を流して入れ替えたりしています。

ところどころ枯れている葉があるのは気になりますが、
ひとまずはこのまま成長を見守りたいところ。

40〜50cmになったら中干しという工程が待っているそうです。
一旦表面の水を抜いて、根が水をもとめて下に下に伸びるのを期待する工程だとか。
荒業みたいな技で、ちょっとわくわくします。


暦的には、入梅が田植えの目安とされてきたそうで、さらに半夏生が「最低でもここまでには田植えを」という目安だったそうです。
昔の話なので、品種改良などで状況は変わっていると思いますが、
それでも暦を気にしながら稲を育てるというのは面白いものです。

今回は七十二候の「霜止みて苗出ずる」のあたりを意識してスタートした状況ですが、来年やるなら「端午の節供(やるなら旧暦かなあ)で田植え前に禊」とか「入梅の頃に田植え」とか、そういうテーマでも面白いかも。

11月の勤労感謝の日(新嘗祭)、そしてお正月のお飾り作りと、
いいかんじに稲が育つことを引き続き祈りながら見守りたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました! 趣味の暦活動です。スキやシェアやコメントやフォローなど、とても励みになります。