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病院業務通達54 『リストラの意味 介護支援専門員』

① 各種委員会等の運営と当院職員の質について
各種委員会に選出されていながら出席しないのでは委員会が機能しません。
今後選出された委員は規定通りに出席または欠席届けを提出してください。
ただ出席すれば良いという性質のものではありません。やる気がないのなら
職員をやめるべきです。この病院を良くしていこうという意識のない者はも
う結構です。これからは各委員会よりの出欠報告を事業調整室が受けて把握
し、病院長と事務部長に毎月末に報告してください。各委員会において成果
を出した委員会については正当な評価と査定を行ないます。
甘えを許さない意識を持つこと。自分たちのためです。このような委員会が機能しなくなったときは、封建社会のなかで強制的な命令を受けて仕事を行なうことにならざるを得ません。委員会に属していない職員は委員会の活動に興味を持ち、感謝することが当たり前です。誰のために活動をしているか理解し、協調を無視する自己中心的な人間はそれを好む職場に転職してください。病院発展の邪魔です。

② 3階での食事と使い方について
食事について昼食は必ず3階食堂ホールでとるようにしてください。
汚した方は必ず清掃してください。いつも清潔に維持できるかは清掃の問題
ではなく、それを使う人のレベルの程度に比例するものです。

③ 指定休の付与方法について
指定休は週労働時間40時間とするために付与しているので、1か月間に欠
勤や各種休業が1日でもある場合は週労働時間40時間となるように再計算
し、計画時に付与されていた指定休日数どおり与えないこととします。
指定休日数は所属長が管理し、指定することをお願いします。
また、指定休をとり終わった後に欠勤や各種休業となった場合は、余分に取
得した指定休の日数分だけ有給休暇か欠勤に振り替えるよう指導して下さい。
この取り扱いを故意に悪用しないで下さい。
  
④ 年末年始について
  就業規則通りとする。
 
⑤ リストラについての補足
先に朝礼で伝えました『リストラできる部署とできない部署』について補足
をします。
リストラを行なわなければならない理由として次のことが上げられます。
A.赤字である部署
B.技術や能力、接偶の患者サービス、医療サービスにおいて向上を図るこ
  とが無理と判断した部署
C.人数が多いためにひとりひとりの仕事量が少なく効率の悪い部署
D.職員の能力が低い部署
E.職員同士のトラブルが多く意志疎通、チームワークのできていない部署
F.勝手な行動と判断を行なう職員のいる部署
リストラとは人を退職させることだけではありません。『組織の再構築』を
いうのですから、だめなら辞めてもらい、できる職員を入れることなのです。職員の入れ替えもリストラの一つです。
いわれなければ行なわない者、いわれても行なわない者、考えない者、協調
性のない者、仕事を選ぶ者、前向きでない者、向上心のない者、誠実でない
者、給料だけ貰えればよいと思って仕事をしている者、自己中心的発言や行
動を繰り返す者などは当院の目的とする組織づくりの邪魔となります。
当院の目的とする組織づくりとは時と折にふれ幾度も話してきたことです。
『人が一番大切です。』 但し、上記以外の者だけです。
全て完璧を求めてはいません。変化していく過程にいれば、いつかもっと良
くなるはずです。変わろう、変わらなければという心構えは最低必要です。
なにしろ、今までの倒産状態を作り出した愚かな病院には後戻りしたくありません。
これが職員全員の目標として掲げられるよう職員同士向き合いましょう。 
                                              ⑥ 各所属長が提出する月次決算等のデータ                            これは来年1月分より、一目瞭然となるようなビジュアルグラフを添付するようにしてください。

⑦ 介護支援専門員について
今回合格した職員は病棟等で主体となる者ではなく、あえて言うならば、援護射撃の位置にいる職員がほとんどです。看護部職員の合格を最低10名は確保できなければ、療養型病床群の介護保険適用患者の受け入れができなくなります。現在計画している増築後の返済は厳しいものになり、過去と同様に冬の時代にもどることになるでしょう。
看護職員がキーワードです。次の受験期には、受験資格のある看護職員が全員受験し、必ず10名以上合格することが絶対条件です。
合格者がいない場合は外部から合格者を採用し、採用した人員だけ退職して
頂かなければなりません。そのようにならぬよう人ごとと考えず直ちに勉強
を始めていただくようにお願いします。選任や病院側の取り扱いについては
業務通達で連絡してある通り待遇や便宜を計っています。

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