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文化芸術関係団体・文化施設へ向けた新たな支援始まるか?【文化庁が第三次補正予算案を公表】

<2020年12月23日最新版>
文化庁の公式サイトに、第三次補正予算(案)資料が掲載されました。先日「文化芸術活動の継続支援事業」の募集が全て終了したところですが、予算案が成立すれば新たな支援が始まる可能性が高いと思われます。

公表された予算案は「コロナ禍における文化芸術活動支援」とし、以下の3つの事業に分けられています。

①コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業(250億)
②文化施設の感染拡大予防・活動支援環境整備事業(50億)
③大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン(70億)

こちらの記事では①、②の事業を簡単にまとめます。

①コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業
対象は文化芸術関係団体・文化施設。ライブ等を開催し、その際にオンライン配信やYoutube投稿など「積極的な活動」を含む取組を支援するというもの。支援額等の詳細はまだ公表されていませんが、前回の継続支援事業のように申請時に事業計画書を提出するという流れになるようです。

支援①

②文化施設の感染拡大予防・活動支援環境整備事業
ライブハウスや劇場などの文化施設における公演の実施に際し、感染症防止対策のガイドラインを踏まえた取組に対する支援。また、文化施設の配信等に必要な機材や、課金システムなどの環境整備の支援もあわせて実施されるようです。こちらも補助金詳細は不明ですが、100%補助ではなく範囲内で1/2の補助と記載があります。ライブハウスの方は、かなり活用できる支援になるのではないでしょうか。

支援②

※画像は全て文化庁の資料より
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/yosan/pdf/20201215_01.pdf

第三次補正予算案は2021年1月中の成立を目指すとされていますので、また詳細が公表され次第、noteの記事を公開していきます。