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某SIerで自社プロダクトの開発しているアラサーエンジニア。 SESから脱出し、現…

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某SIerで自社プロダクトの開発しているアラサーエンジニア。 SESから脱出し、現在は開発チームにてコーディングする毎日。 銭湯とTechnoとHouseが好きです。 二児の父親。

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完全SIer脱出"しない"マニュアル

SIerをやめてWEB系に転職するブームに一言申したい。SIerにもモダンな開発環境で幸せにコーディングできる環境は存在すると。そして、2017年の自分に「あの時の選択は間違っていなかった」と伝えるためにこのブログを書くことにした。 申し遅れたが、私は新卒で某SIerに入社し8年間現職で働いてる。入社してから数年はSESの現場で、所謂、「Excel方眼紙」と「答えの出ないの会議」の世界の住人だった。現職なので、これ以上のことを述べるのはやめておこう。誤解を恐れず申し上げると

    • Fearless Changeの48パターンすべてに一言を添える

      「Fearless Change~アジャイルに効くアイデアを組織に広めるための48のパターン~」を読み終えた。前半がパターンを使用して、アイデアを広めていく短編物語。後半が48個々のパターンの解説である。1周目は、前半ふんふんとよみ、後半で理解を深めた感じであった。前半は2週目を読んだほうが良さそうだ。 内容は、最高すぎて、さしあたり全パターンについて稚拙な一言をまとめた。おそらくこれからずっと読み返すので、今後も常にアップデートしていく記事となるだろう。 全体に関わるパ

      • 「かるまる」で銭湯駆動開発してきた

        令和元年もあと1日。今年のうちにどうしてもやらなければならないことが残っている。そう、「かるまる」だ。ご存知の方もそうでない方も、まずは下記のページを見てほしい。 「日本最大級」を謳うサウナ施設が池袋に爆誕したのだ。東京都心に銭湯やサウナ施設は無数にあれど、この規模の施設はこれまで存在しなかった。しかも、東京には存在しなかったグルシン水風呂(著者調べ)があるという。行かない理由がいずくんぞ、あらんや(いや、ない)。グルシンは過去に、人工としては関東最冷と名高いユーランド鶴見

        • 踏み出す勇気、立ち止る勇気

          この記事は、「エンジニアの登壇を応援する会 Advent Calendar 2019」の13日目向けに書かれたものである。このアドベントカレンダーでは、今年一年のアウトプットを振り返り自身の「今年の成長」を寄稿する。 当初は、自分が今年踏み出した、第一歩をログした下記の記事を加筆・修正して投稿しようと考えていたのだが、状況や考えが変わったこともあり本記事を書き起こすことにした。 こちらの記事は、10月に開催された「エンジニア銭湯」という銭湯で行うLT大会に人生初登壇をした

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        完全SIer脱出"しない"マニュアル

          勉強会の予定をすべてキャンセルした日のこと

          この記事は、「オトンとオカンの自分時間捻出術 Advent Calendar 2019」第11日目向けに書かれたものである。昨日までに投稿された記事を拝見したが、皆さん家族への愛と、努力に溢れた内容で、いささか申し訳ない気持ちになる。タイトルの通り、この記事は失敗談である。 その日、私は、勉強会に参加する予定をすべてキャンセルした。本記事では、その経緯、反省、決意、そしてほんの少しの子育てハックについて書き連ねていきたいと思う。 家族構成私(SIerのエンジニア 土日祝休

          勉強会の予定をすべてキャンセルした日のこと

          SIer所属のSEに「レガシーコードからの脱却」が突き刺さった

          9月にオライリーから発売された「レガシーコードからの脱却」をようやく読了した。エッセンスの宝庫で、何度でも読み直したいスルメ本であった。今回は、SIerでアプリケーションフレームワーク開発業務に従事している自分が、いかにしてコードと向き合っていくかという観点で、同書の刺さった項目を書き連ねたいと思う。 内容に入る前に一つだけ自慢させてほしい。トップ画像の通り、翻訳であるアトラクタ社の4名を、いろいろなところで捕まえて次々とサインをもらい、ついにコンプリートした。訳者のうちの

          SIer所属のSEに「レガシーコードからの脱却」が突き刺さった

          銭湯の番台から人生初の登壇

          エンジニア銭湯 という勉強会で人生初のLTを行った。今回は勉強会のレポートというよりも、登壇を志したきっかけから当日を迎えるまでに行ったことを中心に書きたいと思う。登壇を終えたあとの今の気持ちをログしておくために。 勉強会で登壇することは心理的なハードルは高い。勉強会に参加する人は、なにか自分にとって有益な情報を得るためにわざわざプライベートな時間を使って参加しており、発表者はその人達に価値を提供しなければならないからだ。私自身、登壇してみたい思いはあったものの、価値の提供

          銭湯の番台から人生初の登壇

          らくスパ1010神田でポモドーロ法で開発してきた

          銭湯で開発がしたい。開発と風呂のイテレーションでしか到達できない世界があると信じている。前回の銭湯駆動開発で掴みかけたこの思いを確信に変えるため、今回は神田にある「らくスパ1010神田」で、再検証を試みた。 概要(料金など) 「らくスパ1010神田」にはいくつかのコースがあり、コワーキングスペースを使用するための料金は1,460円のRAKU SPAコースを選択する必要がある。10時間滞在可能でコワーキングスペース付きの銭湯と考えると破格の安さである。風呂だけであれば大衆浴場

          らくスパ1010神田でポモドーロ法で開発してきた

          湯workで銭湯駆動開発してきた

          仕事や勉強に行き詰まった時の気分転換として風呂に入れたら最高だ。サウナと水風呂に入れたら、もはや敵なし。生産性はうなぎのぼりだろう。そんな夢を叶えてくれる施設が、両国にあると聞いて早速行ってきた。 概要(料金など)施設の名は「両国湯屋江戸遊」といい、その中に、「湯work」というコワーキングスペースがあるようだ。「両国湯屋江戸遊」の入場料は通常2,700円。会員になると割安だが、年会費がかかる。LINEをフォローすると200円引き。入場料を払えば、無料で湯workも利用でき

          湯workで銭湯駆動開発してきた