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PMS、動きの遅い自分に気づく/旅で後悔することはない

2022年10月16日(日)🌖20.2⛅5:48-17:05
24:寒露  72:菊花開(きくのはなひらく)

 写真は北海道へ行った時に撮った、アイヌの紋様。なんとなくダウンロードフォルダにずっとあった。

 日中は半袖になりたいくらいの日だが、日の短さは実は2月の上旬と変わらない。
 金木犀の開花がシーズンに2度、3度あることには昨年気づいたが、今年は今が2度目でありピーク。大規模な咲きっぷりで、3度目はないような気がしている。
 久しぶりに自転車を借りて乗ってきた。町じゅうでよい香りがすると、生きていてよかったとすら思う。香りは絶大だ。乗り物の中などでもっと活用しよう。

 今朝、洗濯物を干したり風呂を洗ったりのルーティンをこなしながら、「今日、やけに私は休憩してダラダラしている」と気づいた。ふだんから「時間がない時間がない」と焦っている私だが、実は、休憩がものすごく多い。首をぐるんと回したり、目をつぶったりする休憩ならば別によいのだが、だいたいスマホを手に取っている。大変よろしくない。 
 今日やけに休憩を挟んでしまうのは、たぶん生理が近くて身体のあちこちが痛いからだろう。生理前は頭痛と肩こりがひどい。ふだんの肩こりはヨガなどでいくらか軽減するが、生理前の痛みは押しても引いてもたいがい居座っていて、ある程度受け入れるしかないのだと最近悟った。

 来週、京都へ行く。ちょうど例の施策の開始日にあたったが、もっと前から決めていたし、だいたい毎年9月か10月に京都へ行く。本当はもう一回くらい行きたい。  
 これまでに私は40回以上京都を訪れている。そして週刊天気予報を見るに、おそらく今回が過去最高の天気になるであろうと予想される。そうするとはて、美術館へ行くのはいかがなものか。もっと悪天候の時のためにとっておけばよいのではないか。などと考える。 
 また、かねてから訪れようと思っていたカフェが、現在は予約制であることを知って心が揺れる。時間を決めて行くなんて私の旅らしくないのではないか。当日ジレンマに苦しむのではないか。

 こんなに何度でも行くのだから、宿以外何も決めずに、京都駅へ降り立って、「さて、東側の山がよく見えるからあっちへ行ってみたいな」と、なんとなくバスに乗る旅をすればよいのにと思う。
 が、どうしてもある程度調べてしまうし、事前に計画を立ててしまう。計画を立ててもいつでも反故にすればいいのに、一度立てたらもったいなくて捨てられない。実際に、「行く場所を決めておいてよかった、調べておいてよかった」と思うことも多々あった。

 では、「ちゃんと調べておけばよかった」「あんな場所行かなくてよかったのに。時間を無駄にした」と後悔したことなんて、過去にあったろうか。どの旅でもないような気がする。いまいちな店へ入ったら入ったで、それはそれで思い出になっているものだ。
 そういえば、京都が雨だったことってあったろうか。傘をさして歩いた記憶はない。そして、曇りだろうが寒かろうが、美しくなかったことは一度もない。

(唯一、二日間どしゃぶりだった伊勢だけは、まったく楽しめない旅だった)

 

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