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子育て、決めつけではなく問いかけ

子供にかける言葉には気をつけないと。
そう思う機会が増えてきた。

うちのチビはまだまだ小さく
ようやく会話が出来るようになってきたお年頃。
遊びにも知恵を付け始め、やりたい事も言えるようになってきて
成長を感じるものの、悪態をつくことも増えてきた。

対してこちらは、褒めることも増えたが

「チビは細かいな。」
「ワガママだな。」
「そればっかりだな。」
チビって〇〇だな、と本人に対して決めつけを言うことも増えてきた。

子供は親の言葉をスポンジのように吸収する

言葉の意味を分かっていなくとも
同じ言葉を何度も聞いているうちに子供もその言葉を発するようになる。その内、意味も理解し始める。

言葉は行動にも影響を及ぼす。

言葉による刷り込みの力は強い。

「あなたは○○ですね。」

無意識に出た決めつけによって
子供はよりそっちの方に向かい始める。

これは早急に対処しなければと

行動を受け入れ共感する
決めつけは問いかけに変換する

この2点を思い立った。

「細かいな」とは言わずに
「何か気になることがあるの」とその気持ちを聞いてみる。

「ワガママだな」とは言わずに
「それで遊びたいのはどうして?」と具体的に聞いてみる。

「こだわりすぎだな」とは言わずに
「それが好きなの?」と気持ちを聞いてみる。

一つ注意すべき点は決めつけと躾は違うこと
やってはいけないことを注意せずに受け入れることは間違っている。
そこを間違わないようにした上で

決めつけを言いたくなったら
子供が取っている行動を受け入れ、その行動に対して問いかけをしてみる

子供が答えられなくても良い
全然違う答えでも構わない

それはいつか実になるから。

自分自身の行動を考える力

それが、この問いかけによって作られる。

今は見当違いの答えでも、成長していく中で少しずつ少しずつ、考える力も成長して行くから。

そう思ったら、決めつけを言いたくなってしまうシーンは子供に考えるきっかけを与えられる良いチャンスでもあるんだなと気が付いた。

親の言葉は影響が計り知れない。
それなら、言葉の使い方を変える事で子供に良い影響を与えたい。

考える力というのは親から送れる贈り物の一つだと思う。


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