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チビとあいさつ。あいさつの真意を考えてみました。

うちのチビは現在幼稚園の年中さんですが、なかなか挨拶を言いません。朝起きてきても、何言わぬ顔で遊び始めます。

「おはよう。」

は僕からだけ。返答はありません。


知っている人とすれ違っても

「おはようございます。」
「こんにちわ。」
「こんばんわ。」

チビはいいません。僕だけが相手に伝えます。


ご飯を食べる時

「いただきます。」
「ごちそうさま。」

いいません。
即座に食べ始めます。終わったら、おもちゃにまっしぐら。


もちろん

「ありがとう。」
「ごめんなさい。」

もありません。


親の言動は子に移る。

きっと挨拶もそのうちしてくれるだろうと、あいさつは僕の方からしっかり言うようにしています。


しかし、どうしてあいさつはすべきなのでしょうか。

挨拶の真意とは…?


挨拶をしなくても生きていくことはできます。しかし、挨拶がないとこの社会は生きづらくなる気もします。


挨拶はしなさい。

小さい頃から自分もそう教わってきました。

なぜあいさつは必要なのでしょうか?

これは刷り込みの一種ではないか?とも考えましたが、それではなんだか腑に落ちません。


この世からあいさつがなくなれば、コミュニケーションのきっかけがとりにくいとも思ったからです。

そう考えると


挨拶をする理由には「コミュニケーションのきっかけ」が挙げられるでしょう。


しかし、相手によっては話したくない人もいます。

あの人嫌い!!

そう思う人にはわざわざこちらから接触する必要はありません。しかし、状況によってはそうもいかない時もあります。そんなときにも、あいさつがあればコミュニケーションのきっかけを作ることができます。


あいさつの力は思っているよりも大きそうです。


「いただきます」のように目の前に相手がいない時もあります。

外食に行っても目の前にシェフがいるわけではありません。

市販のおもちゃだって、誰が作ったかわかりません。楽しく遊べれば「楽しい!ありがとう!!」とも言いたくなります。


相手が目の前にいないときには、挨拶をしてもその言葉は伝わりません。それでも、気持ちが溢れて言葉を伝えたくなることもあります。挨拶に気持ちを乗せる。心が乗った挨拶には自身も周りも元気や幸せにさせるそんな力もあるように思います。


挨拶をする理由、それは「気持ちを伝えられるから」が挙げられるでしょう。



挨拶の真意をまとめるとこうなります。

コミュニケーションのきっかけ作り
気持ちを伝える手段

挨拶には礼儀作法な意味合いもありますが、チビにそれを伝えても理解できる年齢ではありません。どうしたらチビにもわかってくれるか。そんなことから始まった挨拶の真意を考えるですが、こんな機会でもなければ、挨拶について考える機会なんてありませんでした。


チビよ、ありがとう。


***
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