「子学び」で実践していること
先日こんな記事を書きました
「親は子供の上に立つ存在ではなく対等である。」そんな考えのもと子育てしていこうということを書きました。
今現在それを意識しながら実施していますが、特に言動において効果が顕著に現れ始めています。
幼稚園に行く時間なのに準備もせず遊んでいるチビ。
今までは、
と声をかけていましたが、これは完全上から目線です。
対等を考えて
と伝えてみました。
言葉だけでなく口調も大事ですね。
今までは語尾を強めに発していましたが、柔らかい印象に口調を変えました。
すると、今まで反抗していたチビが素直に返事を返してきます。
(ただし、まだ遊びはやめませんが…。)
幼稚園に行くには自宅で熱を測らなければなりません。
まだ遊んでいるチビ。
今までは
と言っていましたが
と伝えたところ
僕のところにきて
「6154度!!」
と途方もない温度を言ってきました。マグマじゃん!笑
無事に体温測定を終え、再びチビは遊びに戻ります。
まだ遊ぶんかい!!
と、チビにとってはそれだけ遊びに夢中ってことになるんですが、これが上から目線で捉えてしまうと、ただただ注意するしかありません。
しかし、これがもし友人だったら…?と考えると、、、
…。
…。
…。
チビ以上に言っちゃうじゃん!!!
汗々…。
では、上司が!!と考えると…
上からではないけど、「もう出る時間ですよ!」と強めに言っちゃいそうです。
わわわわ。
言動の対象をこうやって変えてみると、子供に対してどれだけ強い言葉を使っているかが理解できます。
園児ともなれば大人より弱い存在なのは明らかです。どうしても育てる身として上から意見を言いがちになってしまいます。
「子供の気持ちに寄り添う」とは口では簡単に言えますが、大人の都合が入り込んでくると途端に難しくなる注意の仕方。
無理矢理子供の行動を止めてしまったり、子供の気持ちを無視してこちらの都合を進めたりと、気どもの気持ちに寄り添うどころか真逆の対応をしてしまうのが現状です。
幼稚園にいく時間、ご飯を食べる時間、歯を磨く時間、仕事の納期が迫っていて一緒に遊べない。などなど実に様々なところに大人の都合が存在しています。
子供を対等と考えるならば、どう言葉を伝えるべきか。
日頃からそれを考えるようになって、実に様々なところで僕は上から目線でいたようです。
子供から学ぶ。
子学び。
子育てではなく、お互い学ぶ。
どちらも対等なんです。
言葉遣いだって同じこと。
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