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ロックに生きる彼らの背中

こんばんは。もう夜でびっくりしています。

昨日はいろんなことがありました。(日をまたいてしまったので、もう一昨日ですね)

バイト行って、眼科行って、ケーキ食べて、話し合って。

その中でもとても嬉しい出来事がありました。

ロックバンド「GRIM SPANKEY」のワンマンライブがあったんです。このご時世で実際に行くことはできなかったけれど、家でストリーミングしてました。

私が「GRIM SPANKY」に出会ったのは高校入学前の春休み、東京の姉の家に遊びに行った時に、姉の家の壁に貼られていた彼らのポスターからでした。そのポスターにいた女性は独特なファッションセンスをしていて、その当時23歳だったことに驚いたことを覚えています。

そこから徐々に彼らの音楽をきくようになり、今では彼らは私の相棒です笑

発表会の前には「アイスタンドアローン」、何か新しいことを始めたい時は「拭き抜く風のように」、落ち込んだ時は彼らの曲を聴き倒し、落ち込んでない時も彼らは私のオアシス。

とは言っても、聴き始めたばかりの時はまだ印象が薄かったような気がします(よくある選択肢だと「どちらかといえば好きだ」というくらい)。

その関係性が変わったのは、「大人になったら」という曲に向き合ったからだと思います。

​過去記事を見てもらうとわかるんですが、高校生の私は相当病んでいました。学力で同級生に追い抜かされていくなかで家族の期待に答えられない自分に対する絶望感があったからです。そして、その絶望感を味わうことになった原因の一つが同級生のむける冷たい視線でした。今思うとすべての学生がそうではなかったんですが、学力・能力至上主義の進学校で成績のよくなかった私は露骨ではなくとも見下しの対象でした。

うまくいかない自分、うまくいっている誰か。感情がせめぎあう中で聞いたのがこの曲です。

ああ、こんなロックを知らない、いらない、聴かない君が上手に世間を渡っていくけど聞こえているかい、この世の全てが大人になったらわかるのかい

「頭が悪いからなんだ。うまくいっているあんたに私がわかるのか、そんなあんたは世の中全てがみえているのか。」

その反骨心を微量ながら持てたから高校でも精神を保てて、なんとかやりたいことが勉強できる大学にも進学できました。

数えきないほど聴いたこの曲には私の感情が染みつきすぎて、サビあたりでどうしても泣きたくなります。

この記事を読んでいるみなさんもぜひ聴いてみてください。この曲をきけば、Wikiの紹介ページを読むよりずっと彼らの音楽の凄さがわかります。絶対に。



若造がロックを語るのもあれなんですが、

「ロック」は、激しい曲調やとんがった歌詞がある音楽ジャンルのことを表しているのではなく、もっと広義な意味で自分の信条を貫き堂々と生きている様を表した言葉だと思うんです。

だから、稀代のロッカーたちは命を削ったようにみえるパフォーマンスをしたり、強烈なカリスマ性があったりするんじゃないかと。


私のペンネーム松澤の「松」は「GRIMSPANKY」のボーカル松尾レミさんから一文字いただいています。

私が一歩踏み出してnoteを始めることができたのは、彼らの背中をずっと見てきたからなのかもしれません。

私も彼らのように「ロック」でありたいです。


明日はzoomで朝から学会の聴講です。自分のやりたいことにやっと近づけてきました。

寝坊しないようにとっとと寝ます。おやすみなさい。

松澤

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