現代の犬のトレーニング方法

こんにちは😊
昨日は自己紹介で終わってしまったので、
今日は改めてトレーニングの種類の説明(今回は罰を使ったトレーニング)をしていきたいと思います‼️

前回も書いた通り、ここ最近になって犬に罰を与えないトレーニング方法は少しずつ広がってはいるものの、間違った解釈をしていたり、罰を使うものも入っていたり、そもそも犬に優しいって言っておきながら罰使ってる😭なトレーニングもとっても多いんです。そもそも罰を使っているところは残念ながらまだまだ多いです。

それは専門学校や訓練所などで生徒や弟子たちに罰を使うトレーニング方法が教えられているから。どうして罰を使うトレーニングを教えているの?って思いましたよね?
それはそもそもそこのトレーナーさんが罰を使うトレーニング方法しか知らないから、そして罰を使うトレーニングが最も早く問題を解決するようにみえてしまうからです。そしてリーダー論が昔からある理論なので、みんな信じてしまいやすいというのもあると思います。

そもそも罰を使っているトレーニングってなんやねんって関西人らしく関西弁で言うてみると、、、?

罰を使うトレーニングは
実際に使っている人からしたら
罰を使っているとは言いません。
当人たちは罰だと思っていないからです。
(私もそう思っていました😭)

罰とは、犬の首にショックを与えたり、
大きい音を出して、犬をビックリさせたり、
犬を叱ったりすることそのものが罰に当たります。もちろん、叩く、蹴る、無視をする、電気ショックなども罰に当たります。そして、犬の鼻を掴んだり、押し倒して服従の姿勢を取らせるのも罰だと思っています。犬にお仕置きをする、犬に人間が上だと分からせるなどもリーダー論の考え方だと思います。(これらはまだまだ主流ですが、間違ったトレーニング方法です)

犬にとって嫌な刺激、不快な刺激(嫌悪刺激と呼ばれます)は全て罰を使うトレーニングということになります。

初めて訓練所や罰を使うトレーナーの元を訪れた飼い主さんたちはこれが罰だと知らずに使ってしまうケースがとっても多いんです。

罰を使ったトレーニングは一見問題が早く治ったように見えるものの、しばらくすると問題が悪化したり、飼い主の手に負えなくなったりするなど、大きな副作用があり、素人が安易に使うのはとっても危険なのです。

そして、罰は使えば使うほど、その刺激を大きくしていかないと効かなくなっていってしまいます。

たとえば、こーら💕がコラー‼️‼️になったり、
少し小突いてたくらいが思いっきり殴る、蹴るまでになっていたり、ショックの力が大きくなっていったり、中にはシンバルで犬を叩くなんて悲惨な訓練所も聞いたことあります😭

これらは犬が罰や痛み、音の大きさなどの刺激に慣れてしまった場合はどんどん罰を大きくしないと効かなくなっていって、やってる方は(つまり人間は)もっと頑張って怒らないといけないんだ!と負のスパイラルにはまってしまって見事にエスカレートしていってしまいます。)子供に対してもそうですよね。しつけという名の虐待です。

だから私は罰を使うトレーニングは
今では一切使いません。

今は犬に選択とコントロールを与える
正の強化、負の強化を使うトレーニング方法を用いてトレーニングしています😊

次回は罰を使ったトレーニングの危険性についてもう少し深掘りしていきたいと思います。


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