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マタニティリープマガジン vol.8  国際結婚、日米両方での子育て「仕事と家族のはざまで専業主婦から独立へ一歩踏みだす〜難しいからこそつらぬきたい〜」インタビュー 第一回


みなさん、こんにちは。「マタニティを飛躍の機会に」。マタニティリープです。このマガジンでは毎週木曜日にメインコンテンツとして、マタニティ期、子育て期の経験とリープについて伺ったインタビュー記事を連載しています。今回はマタニティリープの共同代表でもある安木千夏さんのインタビュー(第1回/全4回)です。読んでいただいて、共感したり、元気になったり、癒されたりと、みなさんの力となる記事になれたら嬉しいです。

▪️マタニティリープインタビュー 安木千夏さん

〜安木千夏さんのマタニティリープジャーニー〜(第1回/全4回)

現在、42歳の千夏さんには3人の子供がいる。長女が12歳、長男が10歳、次女が7歳、国際結婚をして、日本とアメリカでの子育て、専業主婦の時期を経て、自分の仕事と出会っていく千夏さんのマタニティリープの物語を聞かせていただきました。

好きなことをやり続けていた母

ーー初めに、お子さんの年齢、千夏さんがどんなところで生まれ育ったか、ご両親のこと、兄弟はどんな感じだったか聞かせてもらってもいいですか?
安木千夏さん(以下 千夏)私が育った家庭は、5人家族。父母、弟と妹、弟とは2つ、妹は9つ離れています。家を出る19歳までは、一つの家で育ちました。
父の仕事は9時5時の勤務ではなく、不定期なシフトだったので、週末に決まって家族でどこかに行ったりという感じではなかったですね。でもまとまった休みに遊びに行っていました。
母は専業主婦で、ちょこちょこやりたいことをやっていました。お花を教えたり、料理の手伝いに行ったりしていました。そして今も英語を勉強したり、外国人に着物を着せたりと楽しむ事を続けています。

ーーその背景は、今の家族と繋がるところがありますか?
千夏 母が家にいたこと、好きなことをやり続けていたのは影響しているのではないかと思います。父は航空会社のパイロットだったので、いつか自分も世界に出ていくのではないかなと思っていました。

直感でアメリカ行きを決意、夫との出会い

ーー千夏さんが海外に行ったのと関係しているということでしょうか?
千夏 確かに、、、どこかにはあったのではないかと思います。
高校三年生の時に、急にアメリカに行くと決めました。
でも、全く英語もできないし、英語の勉強は好きじゃなかったんです。

ーー海外に行って何がしたいとか、行きたいの下には何かあったのでしょうか?
千夏 きっかけは一通のDMでした。そこにはKeep on Dreamingとあって、自分の前にある世界が広がる感じがしたのを覚えています。海外の大学は、選べる専攻も幅広い感じがしました。その時は、メディアがやりたいと言っていましたが、それは後付けで、親を説得する為の材料だったんだと思います。、、ただ行きたかったんですよね。

ーー旦那さんとはそこで出会ったわけですね。
千夏 夫と私は、それぞれ編入しているので、専攻も違いました。夫はエンジニア専攻で自分はメディア。授業で一緒になったことはありませんが、大学の初日に一緒になったことで知り合いました。
そして、大学を卒業するタイミングでプロポーズされました。

日本の文化とアメリカの文化が入り混じり

ーープロポーズされてびっくりしました?
千夏 そんなにはびっくりしてないですかね。
実は、プロポーズされた時、私は相手がプロポーズしていることに気づかなかったんです。
彼からピクニックに誘われたのだけれども、
彼は、日本の結納の儀とかを事前に調べていたようで、
最初に空のワイングラスが出てきて、ワイングラスからグレーの毛糸を出したり、
サラダの上に昆布のようなものが置いてあったり、
私からすると、不思議なことが起きている感じでした。
最後に気づかないみたいだから言うけど、ということで言われた。
後から、彼のやっていることの意味を知ったんです。(笑)

彼は私の両親に会う時に、長髪にUSAと書いてあるヘアーバンドをして、結婚してもいいかとこっそり聞いていたらしいです。よくオッケーしましたよね(笑)

日本での就職と結婚

ーー日本の文化とアメリカの文化と両方入り混じっていたんですね(笑)
  就職はアメリカ、日本で?
千夏 日本で就職をしました。
就職した企業がブラックで、朝働き始めて翌朝までチェーンスモーカーのディレクターと一緒にいるような仕事のしかたでした。国際電話しているうちに寝落ちしちゃうようなそんな生活をしていたので、退職をしました。会社に未練はなかったですね。夫とは、はじめ半年ぐらい遠距離で、その後夫が日本に来て半年ほど一緒に住みました。その時は、実家(千葉)に一緒に暮らしていました。自分がそんな状態(ブラック企業で働いている)だったので、夫は私の母と一緒に過ごしていて、知らぬ間に母世代の言葉が話せるようになっていました。(笑)一緒にcocosとか行って話なんて分からないから永遠とドリンクバーを片っ端から試していたみたい!

自分が好きだったことを思い出したアメリカ生活

ーーそこからはどうしたのですか?
千夏 結婚を機にアメリカに行きました。

ーー向こうのファミリーはどんな感じでしたか?
千夏 自分の子供をリスペクトする家庭で、とてもwelcomeしてくれました。

ーーアメリカではどんな生活でしたか?
千夏 夫が仕事を始めて、2、3ヶ月で点々と移動するような生活、私はそれについていく感じでした。その頃はリモートで仕事というのもあまりなかったですしね。私は、しばらく本屋でバイトをしたりとその時々に出来ることをしていたのですが、たまたまディズニーランドの近くに住むことになって、自分はディズニーが好きだったことを思い出して、そこのオーディション(ダンス、アクティング)インタビューを受けたところ、合格して、パレードやショーに出演したりしていました。ディズニーランドで働いていて、すごく楽しかったですね。ディズニーランドにはストーリーがあり、泣いている子供たちが、笑顔になったりという瞬間にたくさん立ち会いました。それを見られるのがとても嬉しかったです。
初めての子供が生まれるまでは、そんな感じでした。

<次回へつづく>


▪️マタニティリープ情報

「ゆくリープくるリープ」開催決定!

マタニティリープでは、妊娠出産後の可能性や選択肢が拡がり、リープ(飛躍)につながるイベントやワークショップを開催しています。

2023年12月14日(木)11時半から13時「ゆくリープくるリープ」(年末イベント)が開催決定しました!
「ゆく年くる年」にちなんで、今年私たちがリープ(頑張った)したこと、そして来年こんな年になったらいいなと希望や夢を語りましょう。今年の自分を労い、そして来年起きたらいいな、できたらいいなを遠慮なく口にして、実現に繋げてしまおうという時間です。
2023年について振り返り、2024年の展望も大いに語りましょう。ご一緒できること、楽しみにしています!
日程:2023年12月14日11時半から13時
場所:オンライン
参加費:1100円(税込)
お申し込みはこちらです!

https://ml-yuku-kuru.peatix.com

〜マタニティリープの本、鋭意執筆中〜


マタニティリープの仲間たちでただいま本を執筆しています。
マタニティ期、子育て期の方に手にとってもらって、読んで元気が出たり、ワークを楽しみながら、マタニティリープの旅路を進んでいただける、そんな本にしたいと思っています。
来年前半に出版予定です。マガジンに続き、こちらもどうぞお楽しみに!

編集
マタニティリープ合同会社
https://www.maternityleap.com/


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