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転職後90日間を振り返る


はじめに:良いスタート

第二新卒でベンチャーから転職をした現25歳です。新卒でITベンチャーに入社し、今年の8月に転職を経験しました。転職してから1.5ヶ月ほどはインサイドセールスとして営業への商談供給を担当し、23年11月からは営業として新規開拓を担当しています。

※転職活動では250万の年収アップを実現できたので、よろしければ以下noteもご覧になってください!

さて、早くも転職をしてから約3ヶ月が経ちました。転職前は緊張と不安でびくびくしていましたが、今のところとても充実した日々を過ごすことができています。

この3ヶ月間の個人的なハイライトは「転職後爆速の立ち上がり」です。具体的には以下3つを成果として残すことができました。

  • 1ヶ月想定のトレーニング期間を約1/3程度の期間で最速卒業

  • 1・2ヶ月目の個人目標を平均150%達成

  • 配属後2ヶ月目で部門MVPを受賞

本当に運がよく、我ながら100点満点の立ち上がりが出来たと思っています!

特に、一番上に記載をしたトレーニング最速卒業のインパクトはものすごく、入社してから最初の業務で良い結果を残せると、その後驚くくらいレバレッジが効くことを体感しました。2ヶ月連続で個人目標を平均150%以上達成できたこと、MVP受賞できたことよりも圧倒的にレバレッジが効いていると感じています。

上記、すごく簡単にトレーニング内容をまとめると「ロープレテスト+ホワイトリストから10件アポイント獲得」というものなのですが、想定1ヶ月程度かかるところを1週間で終えることができました。このスピード感で卒業出来た方はいないとのことで、歴代最速の男として部内でちょこっとバズりました。

バズってくれたおかげで、「コイツ出来るかも」というイメージをチーム内外に示すことが出来ました。部長に対してはじめましての挨拶をする際にも、「あの最速の子か!」的な認知のされ方だったので、最初の印象としては大変ありがたいことだと感じています。

では、このような早期の立ち上がりは偶然成し遂げることが出来たのかと振り返ると、半分は運要素で、もう半分は自分の実力だと自己評価しています。具体的には、これから書くことを意識したことにより相当良いスタートダッシュを切れたと自負しています。

話少しそれます。転職活動中に気がついたこととしては、転職までのノウハウは世にたくさんあるが、転職してからのノウハウはあまり出回っていないということです。服装、マナーやルールなど、本当に基本的なことはウェブの記事に載っていますが、転職後すぐに成果を残すためのマインドやスタンス等は情報が少なかったと記憶しています。

そのため、この記事では、転職してから最初の90日間で最高のスタートダッシュを切るために自分が意識したことを、備忘録も兼ねて書いてみようと思います。冗長にならないように絞って書きました。参考になれば幸いです。

1. 目標を設定し、上司とすり合わせる

これは入社初日に行ったことなのですが、3ヶ月間の個人目標を設定しました。定性・定量に分けて下記を設定しました。

■定性目標
優秀イメージ形成を通じて今後の仕事をやりやすくする

■定量目標
・3ヶ月で部門MVPを受賞する(大目標)
・初月から個人目標を達成する(中目標)
・トレーニングを最速で卒業する(中目標)

達成のためにやったこととしては、上記目標を上司としっかりすり合わせる&達成のために一生懸命働く、以上です。いずれも達成できたので良かったです。

話はそれますが、直近の決算でオープンハウス社が売上1兆円を突破しましたね。

2023年9月期 決算説明資料

「行こうぜ1兆!2023→行ったぜ1兆!2023」になっていてマジか・・・と衝撃を受けました。2013年には969億円だった売上が10年間で1兆円になっています。ブラックだ、パワハラだと散々叩かれていますが、とんでもなく凄い企業だと思います。

なぜ、売上1兆円を達成することが出来たか。一つの要素だけ抜き出して考えることは難しいと思いますが、確実に言えることとしては、「2023年に売上1兆円を目指すことを掲げ、社外にも公表し、全員が一丸となり目標達成に向け動いたから」ではないでしょうか。

目標を達成するためには、追いかけたいと思う適切な目標を掲げ、達成のために一生懸命働く・やり切るしかないのだと改めて痛感した象徴的なエピソードでした。

2. たくさん働く

さすがにオープンハウス社の社員さんほどではないと思いますが、この90日間は目標達成のためにたくさん働きました。最近良く見かける表現だと「セルフブラックな働き方」をしていました。なぜかというと、この90日間の成果・印象で、その後900日間の仕事に天と地の差が生じると思ったからです。

転職後すぐの人間は良くも悪くも最初のイメージが尾を引きます。ということは、この期間で良いイメージを作れればその後物凄くレバレッジが効きます。そのようなボーナスタイムを自らの手で放棄するのは本当にもったいないと思ったので、最初の90日間だけ、苦しくても90日間だけは頑張ろう!!と腹をくくりました。

実際、平日は朝8:00〜22:00程度まで仕事し、休日1日だけは5時間以上インプットの時間に当てていました。よくこんなに出来るねと思われる方もいらっしゃると思いますが、他人から強制されているわけではないので全く苦痛ではありませんでした。

イーロンマスクは週100時間、サイバー藤田社長は創業期に週110時間働いていたそうです。成果を出している人は一定量を担保しています。私の努力など彼らに比べると全く歯が立たないですが、少しでも目標達成できる確率を高めたく、上手くいっている人のやり方を真似るべく、せめて量だけはと思い自発的に取り組んでいました。

週110時間労働

3. 日報をしっかり書く

ナレッジワーカーとして働く以上、何かをインプットし、編集して違う何かをアウトプットする必要があります。私はそのなかでも、日報に魂をこめアウトプットしていました。理由は下記です。

  • 多くの人の目に触れる

  • 毎日書く

  • マネージャーの目に触れる確率が高い

日報ってとても面倒ですよね。特に飲み会等予定が後に詰まっている時は尚更…

現在は日報にこだわりまくっている身ですが、現職に入社するまでは本当にテキトーでした。義務だと思って無理くり書いていました。

しかし、日報ほど高頻度でマネージャー陣に見てもらえるチャンスのあるアウトプットは存在しないと気がつき、めちゃくちゃ力を入れて書くようになりました。PDCAを回すための手段としても用いており、具体的には下記フォーマットに従い記載をしていました。

X月目標:成果/目標
・目標①:◯◯件/〇〇件(達成率◯%/計画進捗率◯%)
・着地見込:X件

日次進捗
・最終目標:◯◯件/〇〇件(達成率◯%/計画進捗率◯%)
・中間目標:◯◯件/〇〇件(達成率◯%/計画進捗率◯%)
・行動目標:◯◯件/〇〇件(達成率◯%/計画進捗率◯%)

Good
・XXXXXX
Keep
・XXXXXX
Action
・XXXXXX

慣れても書き終えるまで45分〜1時間程度かかっていました。分量は1,500〜2,000文字程度に落ち着くことが多く、毎日続けるのは本当に大変でした。その代わり、日報を通じて細かいレベルでPDCAを回し続けることが出来たと思うし、マネージャからも良いねとフィードバックいただく機会も多かったです。そして、PDCAを言語化し、誰でも転用できるレベルに具体化していたこともあり、自分の日報を毎日見て参考にしてくれた方もいると聞いた時は嬉しかったです。丁寧に時間をかけて振り返り、魂込めてアウトプットして良かったなと思っています。

日報を出すこと自体が目的になっており振り返りが浅いものや、そもそもサボって日報自体出していない人がいる環境だったからこそ、日報で差がついたのだと思います。

おわりに:やはり良いスタート

この3ヶ月間を振り返ると、かなり良いスタートを切れたなと改めて思いおます。しかし、本当に当たり前中のことを当たり前のようにやり続けたことと、当たり前のことを誰よりも高いレベルで実践しようと心がけたことが最もインパクトがあったと思います。

とはいえ、現職でも人生においても何も成し遂げていない自分も25歳のペーペーであることには何も変わらないので、これからも成果に対して貪欲にこだわり抜いていきたいと思います。転職後半年の入門書、そして、いつかは転職後1年目の教科書として、より体系だった情報をまとめられるようにしたいなと思います。

最後までありがとうございました。

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