万里の『ズボラdeお気楽』エッセイ風日記#3「疲労の袋に針をさそう」
しばらく続いた夏休みも終わり、久しぶりにバスを使う生活に戻った。
行きのバスの車内では、憂鬱だなあ。。。なんて思いながら車窓に目をやっている。自分のほかにも、高校生のお姉さん、会社員の男の人などが乗り合わせているのだが、みんなきっと嫌な気持だろうなあ、なんて想像する。そしてぐったりしてバスを降りてゆく姿に、今日もご無事で・・・何とかお互いやりきろうよ・・・と、心の中であいさつを交わす。
帰りのバスの車内では、逆に少しうれしくなる。早い時間に帰るので、会社員の方は乗り合わせない