なぜ前に進もうとしているのか

筋トレしたり、読書をしたり、新しいことをやってみたり。
昨日より強くなろうとしている自分がいた。

そんな自分に質問をしてみた。
「なぜそんなに前に進みたいのか」

そのときはこう答えた。
「みたい景色があるからだ」

みたい景色とは、幸せだろうなと思える体験のことなのだろう。

僕は、親友と飲んだり、家族で旅行したり、好きな人とハグしたり、子どもと遊んだりする場面を想像した。

そうした場面に近づくために、いま少しでも前に進もうと足掻いているのだよって。そう考えた。

でもよく考えると、その定義はあまり良くない。

だって今日はバイトがあるから。

仲良くなれるであろう新しい人間関係を築けることもないし、将来の奥さんと関わる日でもない。

つまり、「みたい景色には近づけない」
前に進めない日ということだ。

だから落ち込む。
今日はどれだけ足掻いても無駄なんだと。
どんな気持ちで過ごせばよいのかと。

だからって、その1日を無難に過ごしてもいいのだろうか。

「バイトのある日」なんて、大学生によくあるありきたりな日常の一片だ。

でも、とても小さくても人生の一部分ではあるし、大学生の期間で見ても小さな青春の1ページではあるだろう。

とても大切な1日なんだ。

考え方や行動次第で、より充実感の増した日に仕上がったりもするんだ。

「今日という1日を捨てたくない」
そんな気持ちで頑張ってきたけど、結局みたい景色に出会えていないじゃないか。

そう考えて、少し悩んだ。

主体的に行動して、今すぐにでもみたい景色に近づくべきだと思った。

それができないなら、なんのために筋トレとかやってきたんだ?

今まで積み重ねてきたものはどれに向けてですか?

考え方があやふやになる。

でもってみたい景色(今の人生の目的)はあるんだ。

そんで自信はついてるから、ちゃんと近づいてるんだ。

だからこう結論づけた。

「みたい景色のために」だと今日は出会えないと思う分、努力が長く続かないからやめたほうがいい。

「昨日の自分より強くなるために」なら、具体的な目標を掲げてるわけじゃないから、自身の成長実感に満足できる。

いまある機会で「小さな成功体験」を積み重ねることが、みたい景色に近づくための自信に繋がるのだろう。

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