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多国籍な編集部に直撃!MATCHAの記事はどうやって取材・執筆しているの? #気になるMATCHA

みなさん、こんにちは!「気になるMATCHA」のタカシ&モリリンです!

第三回の気になるMATCHAでは、先月公開された「MATCHA Stories」の特集「暮らしに根付く商店街」を執筆した編集者のみなさんにお話を聞いてみました!

日本のことが大好きな外国籍編集者が多数在籍するMATCHA。どんな想いで取材を行い、記事を執筆しているのか、制作の裏側に迫ります!

【気になるMATCHA】
MATCHAでプロジェクトマネージャー兼広報を務めるタカシとモリリンが、MATCHAの人と事業と日常の出来事の中から、気になることを大解剖していくオープン社内報。

外国籍編集者からの声が特集のきっかけに

タカシ:MATCHAで素敵な特集が公開されていましたね!

モリリン:MATCHA Storiesの商店街特集のことですね!MATCHA Storiesは、「時代を経ても残ってほしい日本の文化」を取り上げ、さまざまな国籍の編集者が企画・立案・執筆を行う特集で、季刊で発行されています。

タカシ:記事は日本語、英語、繁体字(中国語)、タイ語の4言語で展開されていますね。ネイティブの編集者が在籍している言語です!

モリリン:今回は、執筆を行った4名の編集者さんをお招きして、お話を聞いていきます!よろしくお願いします!

アイキャッチ_インバウンドサミットのコピー4-02

タカシ:今回の「暮らしに根付く商店街」というテーマは、どうやって決まったんですか?

森谷:この企画のきっかけは、外国籍編集者からの「商店街は日本に暮らす人のリアルが知れる。アットホームで昭和レトロな雰囲気も好き!」という声でした。商店街で繰り広げられる地域のコミュニティ、安くておいしい食べ物、古くから地域を見守る老舗など、取材を通して実感した、商店街の魅力をお伝えしています。

モリリン:なるほど!実際にどんな想いで取材をして、記事を書かれたのか気になります。商店街に感じたことも含めて、教えていただけますか?

人の想いを感じられる「地元」 − ジャッキー(繁体字)

ジャッキー:私が取材したのは「下町人情キラキラ橘商店街」です!

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ジャッキー:一番インパクトが強かったのは、「ハト屋パン店」さん。すごくレトロ。1928年から建物自体はあったのですが、2017年に実は一度店を閉じてしまったそうです。そこに現在の社長さんが現れて復活。今は手作りコッペパンを販売しています。偶然近くに引っ越してきてこの建物を知り、「自分が守るんだ!」と意気込む想いの熱さが素敵だと思いました。

モリリン:背景を社長さんに直接聞けたんですね!ジャッキーさんは取材以外もこの商店街へ行ったことはありますか?

ジャッキー:実は普段からこの商店街によく訪れます。理由は「人」の部分が強いです。皆さんフレンドリーに話しかけてくれます。偶然入ったお店のオーナーさんが台湾と日本にルーツを持つ3代目で、そこから輪が広がっていきました。今ではまるで自分の地元の様に感じることが出来ます。本当に良くしてもらったから、この商店街に恩返ししたいという想いで書きました。これから日本観光に来る方には是非訪れてほしい場所です。

▼ ジャッキーさんの記事はこちら

穏やかだけど強い、素敵なコミュニティ − ミホ(繁体字)

ミホ:私が取材したのは「霜降銀座商店街」です。プライベートで訪れたことがあり、穏やかな雰囲気に惹かれました。取材前にホームページがあると知り、サイト制作を担当していた靴屋さんの若き3代目(中村さん)に連絡して、協力頂きました!中村さんは海外の方にも商店街を知ってほしいと1人で制作していて、本当に商店街への気持ちが強い方でした。

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ミホ:普段、取材前にしっかり許可取りしますが、一部のお店は中々コンタクトが取れませんでした。そこで中村さんの出番。小さな頃から築いている関係だからこそ、現地で直接交渉してくれて、無事取材をすることが出来ました。この商店街全体が一つの強いコミュニティだと伝わってきました。

タカシ:一つの強いコミュニティ…!他にもそれを感じたエピソードはありますか?

ミホ:手作りパンの「飯粉屋」さん。ここのスタッフさんは、常連さんと深いプライベートなお話を繰り広げていました。お互いに理解し合っていて、入ってきた瞬間に欲しいものも分かっていて。天気のお話をするとかではなく、ちゃんとその人に合ったお話をする。商店街全体が仲良しなことが伝わってきました。

ミホ:記事公開後は公式Twitterでシェアして下さっていました!自分が手掛けた記事を喜んで下さることが、私も嬉しいです。

▼ ミホさんの記事はこちら

東京のリアルに迫れる場所 − カニッタ(タイ語)

カニッタ:私は「十条銀座商店街」を選びました!ローカルの生活を感じる場所。タイ人が好きな「食べ歩き」も楽しめます!

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カニッタ:この商店街は本当に食べ物が安いことで有名。取材前には下見に行くようにしているのですが、すぐに「ここにしよう!」と思いました。

生活しやすい環境なので住んでいる在日外国人も多く、多国籍料理のお店や今時なカフェもありました。日本に海外から来て住むのも普通になってきたからこそ生まれた雰囲気だと思いました。

モリリン:なるほど…!現代ならではの商店街の姿ですね。

カニッタ:はい。そして今回、商店街の組合の方にもお話を伺えました。古きよきものと、今の時代にマッチするものをバランスよく取り入れて、時代の流れに逆らわずに街を興そうとする熱意に感動しました。東京のリアルな姿を見たい人には訪れてほしいです。

▼ カニッタさんの記事はこちら

個性と想いが受け入れられる場所 − 森谷(日本語)

森谷:私が選んだのは高円寺にある「ルック商店街」です!ずっと気になっていて…今回取材で深掘りすることが出来ました!

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森谷:取材してみて感じたのは、自分の意志をもってチャレンジを積み重ねている方が多いことです。

1933年からある「フヂヤ薬局」さんでは海外からのお客様には英語とジェスチャーで接客することに挑戦されていました。1978年にオープンした喫茶店「七つ森」さんでは、環境問題を解決したい想いで口に入れても安全な食材を使ってメニューを作り続けています。

モリリン:自分が挑戦したいことを変わらず突き詰めている人たちが多いと伝わってきますね。

森谷:はい。夢を叶えに来ている人たちが多いと感じました。そして職人として高い意識を持っている方もいらっしゃいます。

1984年にオープンした中華料理店「天王」さんの店主が作るチャーハンはお客さんからも大好評なのですが、ご本人は「まだ修行中。」と話されていました。ひたすら味の研究を続け、おいしい料理を作り続けるために運動も欠かさないそうです。

タカシ:高みを目指し続ける人達…本当に尊敬します。そんなルック商店街、森谷さんはどんな場所だと思いましたか?

森谷:そうですね…全部の個性を受け入れ、抱擁している場所。個性と想いが詰まった場所。そんな風に感じた素敵なところでした!

▼ 森谷さんの記事はこちら

タカシ:次のMATCHA Storiesのテーマは決まっているんですか?

森谷:次回のテーマは「茶葉からはじめる日本のお茶」の予定です!

コンビニに入ればさまざまな種類が選べるお茶ですが、その反面、茶葉からお茶を淹れて味わう行為が減ってきています。次回の特集では、茶葉にこだわりおいしいお茶を届ける人や会社、おいしくいただくための茶器などを紹介し、茶葉から淹れる日本のお茶文化を応援する企画にできればと考えています!

モリリン:次回のMATCHA Storiesは4月頃の公開予定!今後も楽しみにしていてくださいね!

編集後記
MATCHA Storiesは、MATCHAのコンテンツの中でも「MATCHAらしさ」が一番感じられる特集ですね。これからも色々なテーマで更新されていくのが楽しみです!


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