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ジブリアニメで哲学する。 世界の見方が変わるヒント  魔女の宅急便

こんばんは、お蕎麦はニシン蕎麦が好きなマタムネ改めkikoです。暫くは改めを入れるつもりです。

今回から魔女の宅急便で哲学紹介します。
初めましての方は、こちらをお読み頂ければと思います。

監督:宮崎駿
原作:角野 栄子
公開日:1989年
上映時間:102分
主題歌:ルージュの伝言
   やさしさに包まれたなら


あらすじなどは下記のWikipediaさんを参照願います。では作者の哲学を述べていきます。


魔女とはなにか?

考えるためのヒント

キキが魔女修行をしなければならなかった訳
 

魔女のイメージ

怖いイメージだと思います。
この怖いイメージを植え付けたのはもちろん人間自身です。
キリスト教の伝統にのっとって変わった人が迫害され、魔女と決めつけられたのです。
魔女の宅急便のキキもある意味でそうした一般的な魔女のイメージとして描かれています。
黒い服を着てホウキを持ち黒猫を連れています。
そのため、ホウキを乗って黒猫を連れて空を飛ぶキキは特別視されています。
普通の女の子のつもりですが、魔女ということで普通であることは許されないのです。

魔女修行の意味

一人前の魔女になるためには、強い心を持たなければなりません。言い換えると普通であることを、許されないと言う事実を心の底から受け入れるしかないといことです。
スランプを乗り越え、薄れゆく魔法の力を、取り戻し、強く生きていく。
それができるようになって、初めてキキは自分の居場所を、見つけることができます。

結論 
魔女とは普通であることを、許されない存在。

個人的感想

まずはじめに、魔女という存在そのものが認知されている世界であるということが大きいと思います。
この世界にも魔女と呼ばれる人はいますが、空はきっと飛べないです。薬の調合や呪いはある意味で魔法と呼んでもいいものかもしれないですが、やはり私たちのイメージはハリーポッターとかの杖と呪文になってしまうかと思います。ハリーポッターは魔法使いという存在が明るみになってない世界感でしたね。

普通であることが許されないって大変ですよね。
優秀な人と少し似てるのかもしれないですね。
出来て当たり前。失敗したら凡人の失敗より叩かれる、評価がすごく下がるなんてことはよくありますよね。努力してもなかなか報われないかもしれないですね。魔女もそんな存在なのかもしれないですね。


 







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