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幼児期(入園前)のオススメ絵本

オススメ絵本、幼児期(入園前)編です。

乳児期編はこちら。


1.でんしゃ

文字が少なく、絵の情報も最低限(記号のようにシンプル)の小さな絵本。パッと見で絵本の世界観を理解できるので、本に注目する時間が短くて済む=絵本があまり好きではない子も集中できる。特に電車好きにオススメ。

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2.はじめてののりものずかん

絵本を好んでくれないなら、図鑑にいってみるのも手。兄は幼いころから電車が大好きなので、鉄道会社が出版している絵本など、電車関連の本をよく読んでいた。ストーリーのある絵本を読ませたくて仕方がなかったが、どうしても関心をひけなかったので、図鑑でも本を見てくれるなら良いと、自分の中のハードルを下げた。のちに、発語には頭の中で物体をカテゴライズする力が必要と聞き、言葉が遅かった兄には必要な書であったと実感。

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3.いただきますあそび

シリーズ全14巻、『あらしのよるに』で有名なきむらゆういちさんの絵本。我が家は5冊ほど所有。大きな絵と動物たちの豊かな表情、ポップアップのしかけが兄の心をとらえた。日常生活のマナーをあそびながら教えるのだが、少しだけストーリーがあるので、次のページをワクワクしながら読むということを兄に教えてくれた初めての本。私はほんとうに嬉しくて、この本のことは一生忘れられないと思う。絵本の世界に引き込むために「いただきまーす」の部分は全力で楽しそうに読むこと。

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4.おいしいよ やぎのケーキやさん

『いただきますあそび』と同じ、きむらゆういちさんの絵本。上記の『あかちゃんのあそびえほんシリーズ』よりしかけが細かいので、成長に合わせてこちらに移行。物語もちゃんと構成されているので、上記より絵本感が増している。このころは兄が興味を持ってくれる、電車と美味しそうな食べ物がテーマの本を読み聞かせていたが、少しでも話が長くなるとハズれてしまった(『しろくまちゃんのほっとけーき』『からすのパンやさん』など。どちらもその後、大好きになった)。しかし、『やぎのケーキやさん』は、何度読んでも空振らなかった。絵としかけと物語の長さ、話のテンポなどが絶妙である。とってもお世話になりました。

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書き始めると次々と思い出がよみがえり、話が長くなってしまう! 幼児期(入園後)編はまた明日に…。

入園後、園長先生から聞いた話なのだが、子どもが自ら選ぶ絵本の内容で、その子の精神的な発達段階がわかるとのこと。もし同学年の子たちより幼い絵本を読みたがっても、まだその段階なのかと受け入れ、無理に難しい絵本を与えなくて良いそうだ。モンテッソーリ教育でよく聞かれる「敏感期」というキーワードに当てはめ、その子が今興味を持っているものを伸ばすという視点で絵本も選んであげると、読書が楽しめる子に育つのではと思う。

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