弟先生の講義
数日前に突如始まった、弟先生による恐竜講義。先生から講義の予告があると、生徒(夫と私)は必ず受講しなければならない。
ダンボールの上に子ども用の椅子を乗せ、ホワイトボードをセッティング。そこに講義資料が張り出されたら始まりだ。キッチンペーパーの芯をふたつ組み合わせた自作の棒を、指示棒のように使いながら話す様は、まさに先生そのものである。どこで学んだんだ?
第1回はティラノサウルスに似た、弟先生の創作恐竜『ガキヅメザウルス』と『スミロドン』。第2回は『トリケラトプス』と『スミロドン』。スミロドン好きだな。第3回は『ステゴサウルス』。第4回は恐竜の域を超え、『海の生物』。そして今日、第5回のご準備が始まり、明日の講義予告もあった。
「次は英語だからねー」。
何がきっかけで授業をしようと思ったのか謎は深まるばかりだが、とても楽しそうなので、飽きるまでノッてあげようと思う。
「先生、承知しましたー」。
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