【完結編】私が新卒入社してから会社を辞めたいと思うまで
どうもマスタクです。
昨日に引き続き「【完】私が新卒入社してから会社を辞めたい思うまで③」というテーマでお送りします。
音声版はこちら👇
前回のあらすじ
入社当初より経営企画へのキャリアを目指していた筆者は、
入社6年目の頃、とうとう転職を本気で考え始めました。
とはいうものの「経営企画職」に転職するのは難関でした。
なぜなら、未経験かつ専門性がなかったからです。
他の手段を模索していると、
経営コンサルファームという選択肢が頭によぎりました。
というのも「経営コンサルファーム」の応募要件に
「事業企画、新規事業経験者」という記載があったためです。
しかも「コンサルファーム」から「経営企画」に
転職する方は多くいらっしゃるようでした。
「もしかしたら、可能性があるかも…」
少しの可能性を信じ、対策をすることになっていきます。
前回の記事 詳細はこちら👇
転職活動スタート
さて「経営コンサルファーム」に転職する、という目標は決まりました。
あとは、コンサルファーム⇒経営企画職、の流れを実現することです。
ではどのように具体化していけばよいのか?
まずコンサルファームについて以下の方法で情報を集めることにしました。
・ネットからのリサーチ
・書籍からのインプット
ネットや書籍からの情報により、コンサルファームに入るためには、
どうやら専門の転職エージェントを使うのがよさそうでした。
そして、有名なコンサル専門のエージェントを3社ほど登録しました。
・アクシスコンサルティング
・ムービンストラテジックキャリア
・コンコード
各社ともに、専門性を持っていました。
各社面談をする中で、最も良いと感じたのは「コンコード」でした。
コンコードは、はじめてコンサルファームにチャレンジする方に対しても、
丁寧に接し手厚くサポートしてくれることで評判でした。
実際その通りでした。
また、私を担当して下さった方は、
数々の賞を受賞してるような優秀な方だったのも運が良かったです。
コンサルファーム対策
これまでの情報収集でコンサルファーム特有の対策が必要であることは承知しておりました。
それは「ケース面接対策」です。
ケース面接とは・・・
「あるお題に対して自分で仮説を置き、市場規模を算出したり課題解決の手段を導く」
面接です。
たとえば・・・
・国内のテニスビジネスの市場規模は?
・東京都内におけるうどん屋さんの売上は?
・あなたの今の会社にコンサルするとしたら?
このような質問を10分程度で考えて回答を求められます。
完全に無理ゲーですよね。
それでも、エージェントの方は丁寧に導いてくれました。
具体的にまずやったのはケース面接対策本での練習です。
次の2冊は何度も繰り返しました。
・過去問で鍛える地頭力
・現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
▼参考記事はこちら
自分で面接対策本を何周かしたあと、エージェントに本番さながらの面接対策をしてもらいました。
当然、最初はボロボロです。
それでも、何度もリモート面談などで根気よく付き合ってくださいました。
(本当に感謝しかないです)
エージェントの方と3~4回ケース面接の練習をしたあとに
「そろそろ本番いきますか?」
との提案がエージェントからありました。
そして、面接を受けていくことになります。
面接でボコボコにされる
記念すべき面接初戦はメディカル特化型のコンサルファームでした。
筆者自身のバックグラウンドもメディカルということで親和性があると考えたからです。
しかしそんな浅い考えは一瞬で崩れさります。
「うちの会社知ってる?」
「なんで転職したいの?」
「なんでコンサルなの?それって別に今の会社でも実現できるよね?」
「なんでうちに入社したいの?将来のあなたのプランと志望動機の整合性がなくて理解できない。」
面接では上記のような質問をされました。
しかし、明らかな準備不足により撃沈です・・・。
当然こたえなきゃいけない質問に対して、なにも対策をしていなかったので当たり前です。
当日は落胆を隠せないまま帰路につきました。
コンサルファームから内定がでる
そんなこんなで、気づけば転職エージェントに登録してから7か月~8か月ぐらいが経過しようとしていました。
「なかなか内定がでないな~」
「やっぱり無理なんかな~」
・・・と、次第に弱気になります。
一方で
「いや、はやく内定をゲットして、この会社ともおさらばしてやる!」
という気持ちも強くありました。
地味に続けていると、中堅の監査法人系のコンサル部門で一次面接を突破しました。
「落ちたと思ったけど、まあOK!次も頑張ろう!」
その意気で最終面接ものぞむと・・・見事内定!!
「やったー!」
飛び上がるほどうれしかったです。
さらに、並行して面接を進めていた戦略&財務コンサルファームからも内定のお知らせが届きました。
「よし!!」
ちょうど休日で、妻と映画館にいるときに連絡がきました。
嬉しすぎて映画の最中にメールを熟読していました。
そして・・・
いろいろ検討した結果、最終的に戦略&財務コンサルファームに行くことになりました。
=============完=============
さいごに
3記事にわたりご欄頂いたみなさま、本当にありがとうございます。
「コンサルファームから経営企画職に転職編」はまたどこかで綴りたいと思います。
ありがとうございました。
今後も、「20代~30代の転職悩み解決のための発信活動」は続けていきます。
筆者が経験した苦しみ、辛さ、恥、などを少しでも緩和し、あなたの転職活動にお役立てできればと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
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