春がすき
上着がなくても歩ける季節がやってきた
あたたかい色が街に散らばる春だ
藤井風と宇多田ヒカルを交互に聴いて、
足取りがゆっくりになってしまう朝の時間
いつもは素通りなのに、寄り道に余念がないわたし
花の命は一瞬、
咲いては枯れていくけど、
絶えることなく繋がってる
すごい心が浄化される通勤時間
23時、
街路樹や道端の花、川がすっと静けさをまとう
こんな時間に歩くのは久しぶり
隣を横切るTAXI、ライトが映える群青色の空
家族を思い出す帰り道
お父さんもお母さんも、妹も弟も生まれは別々
だから、死ぬときだって、それぞれなんだろう
そんなことを思ったら一気に恐くなった
今生きていることはすごいことなんだって改めて気づいてしまった
いつも思うことがある
この世に生まれて良かったと思えることは、
妹と弟と兄弟になれたこと
みんなで家族になれたこと
春は生命を実感しやすい季節な気がする
毎日を紡ぐことができることに感謝します
ありがとう♡
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