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ノリスケさんが通る
2020年4月24日 01:31
これは昨日書いたストーリーとは全く別物である。大学1年生の前期テスト最終日に映る夕焼けは美しい。ムワッと広がる蒸し暑さは心地よく、夏の訪れを教えてくれる。大学構内は妙にざわつき、みんな夏休みの計画でも立てているのだろうかと想像を馳せて暇を潰す。時間は17時43分。18時から授業のグループ発表の班で打ち上げをすることが決まっている。早く時間よ来ないかなとワクワクする。こういう待ち時間は楽しい
2020年4月22日 21:15
港区にオフィスを構え、ウィーンと気持ちよくセグウェイを乗りこなす男がいた。「社長、おはようございます。本日のスケジュールです」秘書は手際よくレジュメをその男に渡す。曲がり角にもかかわらず、スピードを落とさないでいると、社員とぶつかりそうになり、「ちょっと危ないじゃないですか!」「すまんすまん、LINEマンガ読んでた」と言い訳。ちなみに社長のお気に入りは「白竜legend」である。
2020年4月20日 23:37
爺かく語りき。「世の中には2種類の人間がいる。みんなが笑顔で踊るポカリスエットのCMを見て、勇気づけられる人間と、あんなものをファシズムの前兆だと言って、唾を吐き捨てる人間だ。お前は絶対後者になってはならん!後者になったら、お前はロクな人生を歩めんくなるぞ!」爺の死因は、過度の精神病だったそうだ。中学・高校時代、クラスの出し物でのダンスに全く参加することなく、校庭に唾を吐きつけるという虚無