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鬱々とした時に「ガムテープ」そして「ノート」

新しい年が始まって一週間。多くの方が目標を立てて一年を充実したものにしたいと動き出しているようです。

私も今は割と精神的に落ち着いているので、何か始めようかと考えているわけですが、あまり気持ちが安定しない時は年末年始は結構複雑な気持ちになったものです。

街は華やかだしテレビも賑やか、周りの人たちも新しい気持ちで先にどんどん進んでいくような気がして、自分の事が嫌いになるしこれからが不安でした。

何もする気が起きず薄暗い部屋で寝込む日々が続いて、不安から逃れたくて寝ていると「他の人はみんな動いているのに自分だけ置いていかれるのか」そんな思いがずっと頭の中をうごめき、さらに具合が悪くなっていくばかりの時がありました。そんな時に回復へのきっかけとなったものがありました。それが「ガムテープ」でした。

障害者情報サイト「D.culture」で、鬱々としていた時に実践した事を少し前に記事にしていただきました。

人の心は何事もないような毎日でも、実はホコリのようなものが溜まっていくのかもしれない。普段は視界が悪くなる前に人はワイパーを動かして取り除いているけれど、うつ病になるとワイパーが動かなってしまうので、視界がどんどん見えなくなっていくのかもしれない」そんな事を感じました。


あともう一つは「ノート」です。こちらのnoteではなく文房具のごくありふれたノートなのですが、そこで自分の頭の中にあるものを一度体の外に出すという作業をして、心が整ったという実践方法も記事にしていただきました。

うつ病の日常をブログやSNSに書く方もいらっしゃると思いますが、少なからず人に見られるという事を意識してしまい本意ではない表現になったり、書いた事に対して反論や批判があって心が傷ついたり、コメントがついたのでそれに返信しなくてはというプレッシャーに見舞われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうした所と別に何を書いても良い、文字でも絵でも線でもどんな方法でも構わないから心をほぐす、そんな自由な場所を作る事が大切だと思ったので、もし自分に合いそうだなと思ったら実践してみてください。

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