日記 230316「ボビー・コールドウェルが旅立った」
少し前に音楽業界の訃報について書いたのですが
ボビー・コールドウェルも旅立ってしまいました。
あの滑らかなガウンをかけてもらったような気持ちになる魅力的な歌声が聴けなくなるなんて。
もうだいぶ前ですが、東京ミッドタウンにあるビルボードライブ東京で彼のライブを観に行ったことがありました。夜の都会の雰囲気と美しい声、それは学生の頃に見たパーラメントのCMそのものでした。
力強さがありながらも声の縁が柔らかくて、それが少し滲んだように見える夜景とぴったりなんですよね。
幸宏さんの声もロマンティックで、ふちどりがやや滲んでいる感じが好きだったのですが、歌声が好きな人がこうも続けていなくなるのがつらい限りです。
先日購入した本を読んでいたのですが、なんだか悲しいニュースばかりでやりきれないですね。
彼らが残してくれた音楽を聴き続けるしかできませんが、2023年にそういう気持ちになるのはこれで最後にしてほしいです。
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