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LGBTばかりになったら国はつぶれる

同性愛は勝手に増えるものではないし、同性婚を認めている様々な国は潰れていません。

同性愛者を含む性的少数者いわゆるLGBTについて、自民党の平沢勝栄衆議院議員が「LGBTばかりになったら国はつぶれる」と発言し、今後、波紋を広げることになりそうだ。

自民党の平沢議員は3日、山梨県で開かれた集会であいさつし、「少子化問題」に触れた上で次のように述べた。

自民党・平沢勝栄議員「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。でもこの人(LGBT)たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」

また、東京の渋谷区や世田谷区が同性婚について証明書を出していることに触れ、「先進区だとか自慢しているが、私にはその考え方はよくわからない」と述べた。

LGBTをめぐる発言では、自民党の杉田水脈議員が去年、LGBTのカップルは「生産性がない」と雑誌に寄稿し、党内外から批判が噴出したこともあり、今回の平沢議員の発言も波紋を広げることになりそうだ。

こんなニュースが出ていました。

LGBTばかりになったら国が潰れるとはどのような真意で口にしたのか、やはり「これからの国を担うのは子供だ、その子供を作る事ができない存在が同性愛。そういう人が増えると子供が増えない、だから国が潰れる」という事だと思いますが、それは平沢議員に説明していただきたい所です。

当然ですが意識してセクシュアルマイノリティになっているわけではありません。オセロのようにパタパタと連鎖的に誰もがなると思っているのでしょうか。

そうはならない事は落ち着いて考えればわかると思いますが、自分の周囲だけしか見ずに想像力を欠き、新しい事を学ぼうとする気持ちがない人だなと自分から言っているようなものです。

そんな人が国や社会、その根幹に存在する「人」というものをじっくり考え、そして良くしていこうという風になれるのでしょうか。

同性愛ではない人たちでも、この国の閉塞感を感じています。子育てしづらい、働いても給料があがらないから生活できない、障害者雇用が水増しされていた、自ら命を絶つ人がとても多い状態...それは嘘や欺瞞、人を大切にしようとしない状況があるからです。

もし国が潰れるとするならば、それは人の命や生活を想像する事ができない人達が国を操ろうとして進むべき道を誤った時です。

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