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【読書感想】人は顔を見れば99%わかる フランス発・相貌心理学

こんにちは、ますみつです。

今回ご紹介する本はこちらです↓

「人は顔を見れば99%わかる:フランス発・相貌心理学入門」という本です。

相貌心理学(そうぼうしんりがく)とは
相手の顔を見ることで内面(性格や思考傾向)を分析し
コミュニケーションや人間関係の
作りかたに活かしていくといった
フランスではわりと有名な学問らしいです。

著者は世界で15人、日本人では初となる
相貌心理学教授資格を取得している
佐藤ブゾン貴子さんです。

普段は理学療法士としてたくさんの方と
接する機会が多いのですが
症状を理論的に説明したほうが納得される方や
逆に説明するより実際に動いて実感したほうが
納得しやすい方など人によって対応が違ってきます。

今回はコミュニケーションを円滑に送るうえでの
ヒントになりそうだと思い読んでみました。

こんな人におすすめ

接客業や営業職など、人と接する機会が多い人は
仕事をする上で参考になるかもしれません。

それ以外にも性格診断的な要素(著者は占いではないと言っています)もあるので、自分の性格と合っているか確かめながら読むのも楽しいと思います。

顔のパーツは変化する

なぜ顔がその人の内面を表すかというと
顔には30種類以上の筋肉があり、それが働くことで色々な表情をとるからです。

表情を作るのは筋肉ですが
なぜそのような表情をとるのかは
感情などの内面が決定します。

そのため、生活している環境によって
顔つきが変化することがあるのです。

人の顔は変わる部位と変わらない部位があります。

変わる部位:目・鼻・口・耳・肉づき
変わらない部位:顔の輪郭・額・あご・頬骨

同じ人でも内面が変わることで
表情に変化が見られることがあるのです。

今回はマスク上でもわかる
目・こめかみ・耳・額の見方をご紹介します。

目は知識・情報の取り入れかたを教えてくれる

目はその人の知識・情報の取り入れかたがどうかを教えてくれます。

まずは目尻が上がっているか下がっているか
を見てみましょう

目尻が上がっている
・自分の興味が大事
・目尻の上がりが強いほど自分の興味のあることに目が向きやすい傾向にある
・自分自身で物事を決める力が備わっている
目尻が下がっている
・人の話をよく聞き、ものごとをしっかり見つめる力がある
・人の意見に流されやすくなってしまう場合もある

例えば目尻が上がっている人に対して
何かお願いをするときに
その人に関心がなければ
話が通りづらくなってしまうことになります。

そのため予めどうしたら興味を持ってもらえるか考えて
お願いする必要があるということです。

こめかみは表現力を教えてくれる

こめかみは想像やアイデアを理論的・現実的思考に
置き換える力があるかどうかを教えてくれます。

こめかみがまっすぐかへこんでいるか
注目してみましょう。

まっすぐ
・理論的・現実的に物事を捉えることができる
・問題解決能力が高い
へこんでいる
・思考力はあるが世の中の常識などにとらわれやすい
・大きくへこんでいる人は一つのことを考えすぎてしまう慎重傾向にある

耳は独立心を表す

耳は独立心を表します。

正面から見たときに耳が見えるかどうかを
確認してみてください。

正面から耳が見える
・独立心が強い
・現状に妥協しない
正面から耳が見える/見えづらい
・生活が安定している、現状に満足している
・現状に妥協している

額の傾斜は思考の傾向を表す

額は変わらないパーツの部位ですが
その人の思考の傾向を表します。

顔を横から見たときに傾斜がどうなっているか
見てみましょう。

額が傾斜している
・思考のスピードが速い
・ときに早合点で他者への配慮に欠ける
額がまっすぐ
・物事を深く掘り下げて考える
・即答性に欠け、頑固
額がぷっくりしている
・想像力が豊か
・妄想気味な傾向

仕事をお願いするときに
・急いで仕事をして欲しい場合は額が傾斜している人
・判断を慎重に下さなければならない場合は
   額がまっすぐな人
・何か新しいものを創造するような仕事は
   額がぷっくりした人

という風にわけることも出来そうです。

感想

いかがでしょうか?

当てはまる部分もあればそうじゃなかった部分もあると思います。

この考え方は本だけでなく
講習にも行かないときちんと身につかないのでは
ないかと思います。

しかし、コミュニケーションを取る上での
ヒントはたくさんある本でした!

ご興味のある方は読んでみてください。

本日はこのあたりで失礼します。

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